![]()
<< 介護保険サービスを受けよう | 主治医意見書ってどんなもの? >>
いざ、訪問調査

新規の介護認定申請の場合は、市町村が訪問調査をすることになる。
介護認定の申請をすると、市町村の担当者から訪問調査の日時を設定する連絡が来るので、家族の誰かが立ち会えるようにしよう。
特にはじめての認定の場合、本人は調査員に対して弱いところを見せまいとしっかりした受け答えをしたり、何でもできると言ったりすることがよくある。家族が適切な補足をすることが大事になってくるのだ。
判定には調査員の主観で判断される部分も多い。家族がいかに本人の日常の様子を調査員に伝えるかがポイントとなってくる。
調査は1時間くらい。かなり長時間だし、お年寄りには緊張することも多い。横になっても良いし、入院中や施設に入っていても調査は可能なので、ありのままを見てもらおう。
これが認定調査票だ!(PDF形式)
こう聞かれる!訪問調査シミュレーション7事例とポイント
1.寝返り
調査員(以下、調)「寝返りはできますか?」
本人「一度仰向けになって寝てしまうと、横になるのもなかなか大変です」
調「そうですか。ベッドで寝ているのですか?」
本人「ええ、ベッドで寝ています」
家族「介護用のベッドを使っています」
調「では手すりのあるベッドですね?手すりにつかまればご自分で寝返りはうてますか?」
本人「はい、できます」
家族「手すりを使って、時間をかけて何とか寝返りはうっているようです」
ポイント:本人は調査員の前では「できる」と言いがち。できることをできないと言う必要はないが、手すりを使っていること、時間がかかっていることなど、家族がうまくフォローしよう。
2.立っていられるか、歩けるか
調「立ってみていただけますか?」
本人、家族の手を借りて立ち上がる。
調「歩けますか?」
本人、家族が横についた状態で、数歩歩いてみる。
家族「一人で歩くことはめったにありません。大体、家族が傍についています。杖もついています」
調「片足で立っていただけますか?」
本人、やってみようとするが、ふらついて危なっかしい。
家族「膝も痛むようですし、ちょっと、無理でしょうね・・・」
ポイント:5メートル歩けるかどうかがチェックされる。実際歩けるかどうか確認する場合もあるが、質問だけで終わることが多い。杖を使ったり、何かにつかまらないと歩けない場合は必ず伝えよう。
片足立ちは、その場でやらされる。普段やらないことだけに、無理はさせないように。
3.食事
調「食事はご自分でできますか?」
本人「食事のしたくはもうしていませんが、食事の用意をしてもらえば自分で食べられます。」
家族「おはしは使いにくくなってきたようです。むせたり、こぼしたりすることも多いので、横に付いて見るようにしています」
ポイント:ひとりでできるのか、どれくらいの助けが必要なのかを適切にフォローしよう。
4.着替え
調「着替えはどうしていますか?上着はご自分で脱いだり着たりできますか?」
本人「上着は一人で脱ぎ着できます」
調「ズボンやパンツはどうですか?」
本人「腰が痛くてかがめないので、ズボンはやりにくいです」
家族「ズボンやパンツの上げ下ろしは手伝っています」
ポイント:上着、ズボンの着脱、別に聞かれる。
5.名前は?生年月日は?
調「お名前を教えてください」
本人「田中トシ子です」
調「はい、田中さん。では生年月日を教えてください」
本人「昭和○年、○月○日生まれです」
調「今日は、私がここに来るまで何をしていたのか教えていただけますか?」
本人「食事をした後、テレビを見ていました」
調「今は、季節で言うと何の季節かわかりますか?」
本人「6月ですから、夏になりますかね」
調「そうですね。暑くなってきましたね。田中さんがいらっしゃる場所はどこだかわかりますか?」
本人「東京都○○区○○の私の家です」
ポイント:ここでは家族は助け舟を出さないで、本人の受け答えにまかせよう。わかることはわかる、わからないことはわからない。それでOK。
6.ここ1ヶ月の様子や行動
調「ここからは家族の方に質問です。物を盗られたなど被害的になることはありますか?」
家族「いいえ、ありません」
調「作り話をして、周囲に言いふらすことがありますか?」
家族「いえ、ありません」
調「しつこく同じ話をしたり、不快な音をたてたりしますか?」
家族「年寄りですから、同じ話はありますね・・・笑」
調「それはある程度は誰にでもありますが、しつこいくらい、尋常ではないくらいといった感じはありますか?」
家族「いえ、たぶん通常の範囲内だと思います」
ポイント:この項目はかなりデリケート。問題行動に関する質問なので、特にあてはまる場合は本人の前だと正直に答えにくい。調査員から調査日を打ち合わせる連絡があった時に、調査の前後で本人のいないところで話ができる時間を取ってもらうようお願いしておこう。
オーバーに伝える必要はないが、日常の様子をなるべく具体的に伝えることが重要。
事前に書いたメモを渡しても良い。
7.日中の生活
調「日中はどうやって過ごすことが多いですか?よく動いていますか?座っていることが多いですか?」
本人「膝や腰も痛いので、あまり動いていません。座ってテレビを見ていることが多いです」
調「外出はどれくらいしますか?週や月にすると何回くらいですか?」
本人「毎週病院に行っていますので、その時に外に出るくらいです」
家族「病院にも私が車で連れて行きますので、外の空気を吸って人と話をするという感じではありません」
ポイント:介護保険が改正されて介護予防に関する質問が加わったのがコレ。動いているか、外に出ているか、家族や居住環境に変化はなかったかなどが聞かれる。
介護の安心ガイド編集部からのお知らせ:
相互リンクご希望の方は、以下の内容でリンクを貼られた上で相互リンクをご依頼ください。
サイト名:介護の安心ガイド
サイトURL:http://www.kaigo-guide.com/
連絡先はこちら。
介護リンク集
サイト名、サイトURL、サイト紹介文、管理者名、メールアドレス、リンク掲載URLをご連絡いただければ相互リンクを受け付けさせていただきます。
ただし、介護・医療などとは関係の薄いサイトからのご依頼には添えない場合がありますのでご了承ください。
また、リンク完了までに2週間程度お時間をいただく場合があります。
また、有料老人ホームの入居に関する無料相談を受け付けています。
0120-950-177のフリーダイヤルで受け付けておりますので、お気軽にどうぞ!(9:00~18:00)
→「介護の安心ガイド」に戻る
