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遠距離介護を乗り切るためのコミュニケーションと環境づくり

介護にはいろいろな形がある。
子どもは都会に住み、親は田舎に住む。田舎でも核家族化が進み、親の近くに子どもが誰もいないという場合も多い。親元を離れた子どもも都会で家庭を持ち、仕事や子どもの学校の関係で親の近くに住むことができない、親も住みなれた街を離れたくないなどの事情で、遠く離れた親を介護しなければいけなくなる場合も多いだろう。遠距離介護を選んだ場合、個々の事情に合わせて、臨機応変に対応することが必要になってくる。
遠距離介護は、体力もお金も時間も使わないとやっていけない。
いろいろな介護の手段やシステムを知っておき、利用することで、良い意味で手を抜きながら、一人でがんばり過ぎないようにして遠距離介護を乗り切って行こう。
3つのコミュニケーション
親と離れて住んでいる場合、頻繁に親の様子を見に帰ろうと思っても、なかなかそうはいかないのが実情だろう。
いざという時にあわてないための3つのコミュニケーション
1.日ごろから電話などで親とのコミュニケーションを取ることを心がけよう。
2.近所や親の近くに住む親戚とのコミュニケーションを取り、万が一の時には連絡が取れるように、連絡先を知らせておこう。
3.かかりつけ医とのコミュニケーションも取り、普段飲んでいる薬なども確認しておこう。帰省の際に親と一緒に受診し、話をしておくと安心だ。
環境を整えよう
頻繁に様子を見ることができないことを前提に、環境を整えておこう。
転倒などを防ぐために、手すりをつけ、段差をなくす。火の消し忘れなどの事故を防ぐために、電磁調理器に変え、暖房も電気に変えておく。他にも様々な工夫ができるが、急激に環境を変えてしまうと、精神的な負担にもなりかねないので、今の生活形態をなるべく変えないように考慮しながら、本人の希望、状況に合わせて改善すると良い。
買い物が出来ない位、体が不自由になってしまった場合には、生協などの個配サービスを申し込もう。生きる意欲がなくならない程度に先回りして、環境を整えておくことは、離れている家族にとっても安心だ。
参考文献:長岡 美代氏 「親の入院・介護に直面したら読む本」
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