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「高齢社会」を更新しました。

2008年12月04日 09時00分

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終末期医療・延命治療について

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終末期医療とは
終末期とは、治癒不可能な病気に冒され、回復の見込みがない状態を言う。終末期医療とは、終末期に行われる医療の総称で、病気に対する医療や苦痛緩和のための医療、生命の維持のための医療等が含まれる。具体的には、薬物投与、化学療法、人工透析、人工換気、輸血、酸素吸入、栄養・水分補給などを指す。

延命治療とは
延命治療とは、回復の見込みのない患者に対する、人工呼吸器などの生命維持のために用いられる治療。また心肺蘇生装置の使用のことである。心臓マッサージなどの蘇生処置も含まれる場合もある。これらは特に高齢者に対して行われる場合、ただ死期を延ばすために行う治療だとも言えるだろう。高齢者への心臓マッサージについては、蘇生の可能性は低く、結果的に苦しみを引き伸ばすだけになることも多い。

延命治療の多くは本人の意思ではなく、家族など周りの人間の意志で延命治療は行われる。
人生の最期を迎える時に、血圧を上げる昇圧剤を用いたり、人工呼吸器を用いたりするという医療が高齢者にとって幸せなのか?

しかし、家族によっては、それでも延命治療を希望することもあるのだ。生死の瀬戸際で、延命の方法があると知らされたら、「肉親と別れたくない」「もう少し肉親との別れを先に延ばしたい」との気持ちが先にたつのだろう。

また、肉親や自分が元気なうちは「延命治療なんてしてほしくない」と思ってはいても、延命治療が必要な状態に陥った時、同じように思えるかどうかはまた別問題だろう。

ここで考えてほしいのは、では自分がそういった延命治療をしてほしいのか、ということ。自分にはしてほしくないが、親や配偶者にはしたい、という矛盾を責めることはできないのだが。

延命治療について家族で話し合っておこう
いざ自分の家族が終末期になったら、誰でもが平静ではいられない。その時点で初めて、「延命治療をどうしましょうか」と医師に問われてもすぐには答えられないだろう。

たとえキーパーソンであっても、親の命に関することだと一人では決定できない。配偶者や兄弟の意見も聞いて、まとめないといけないことになる。心臓マッサージが必要な事態や、人工呼吸器をつけるかどうかという瀬戸際になって、家族会議はできない。家族会議ができたとしても、5分や10分でまとまるはずもない。

その時になってあわてないように、家族で一度延命治療について話し合っておきたい。

また近年は高齢者の入院時などに、特に命に別状がなくてもあらかじめ延命治療や心臓マッサージをするかしないかなどについて家族の意思を確認する医療機関が増えてきている。

医療機関から促された場合は良いチャンスだし、そうでない場合でも、緊急性を要さない時期に一度しっかり話し合って家族の意志を確認しておきたい。縁起でもないと言う家族もいるかもしれないが、いざという時では遅い。

一度人工呼吸器のチューブをつけてしまったら、いくら本人が苦しそうだからと言っても医師や家族がスイッチを切ることはできないのだから。



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