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2009年01月06日 09時00分

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【書評50】長続きするおいしい介護食/稲葉恭二

長続きするおいしい介護食―和食を中心に200レシピ
長続きするおいしい介護食―和食を中心に200レシピ清水 依理子

成美堂出版 2005-10
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介護食、という言葉からついつい連想してしまうのは、カロリーが制限された食事だったり、ミキサー食などのドロドロな食べ物、という人が多いかもしれない。しかし、この本ではまず、「介護食とは特別な食事ではありません」と定義付けるところからスタートする。

ちょっとした調理ワザなど基礎知識をマスターすれば簡単にできるおいしい食事のこと、だというのだ。毎日おいしい食事を食べたいと思うのは、かみくだく力や飲み込む力が低下した人でも同じ、という文章に続くのだが、まさにその通り。大事なのは、食を通じてより健康になったり刺激を受けたりすることで、まずいものを食べてもらうことではないのだ。

もちろん、食を通じて、誤嚥という問題が起きてしまうことがある。誤嚥は胃に入るべき食べ物が気管や肺の中に入ってしまうこと。これによって食べ物が凶器になってしまうことがあるというわけだ。

この本はこういったことが起きづらいように配慮しながら、普通においしそうなレシピを写真付きでいっぱい紹介してくれる。便利。

しかも、脱帽だったのは、本の最後に載っていた「パッキングクッキング」という手法。なんと、炊飯器とポリ袋を利用してご飯を炊きながら、おかずまで作ってしまうという考え方のことだという。後片付けもいらないし、びっくりするほど簡単だ。

しかもレパートリーが広い。ベーコンポテト、里芋の煮物、サバの味噌煮、カレイの煮付け・・・、など炊飯器の中に入れるだけで簡単に出来てしまうという・・・。

細切れな時間が多い介護生活の中で、この本に載っているパッキングクッキングの手法を学べば、時間を有意義に使えそうだ。


長続きするおいしい介護食―和食を中心に200レシピ



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