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2009年01月06日 09時00分

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「認認介護」という「老老介護」を超えた実態とは?

皆さんは「認認介護」という言葉をご存知だろうか?

認認介護とは、認知症の妻が認知症の夫を介護する、という極めて厳しい介護の実態のこと。高齢者が高齢者の介護をする「老老介護」から一歩介護度が進んだ状態でのケアというわけだ。

都心では核家族化が進み、親とは別の家で暮らす家族も多い。そうなると、「家族の介護力」は都心になればなるほど少なくなってしまう。一方、高齢化が進み、認知症になる人の数も増えつつある。そうなると、どちらか一方だけではなく、両方とも認知症になってしまうということも起きてくる。

実際、認知症高齢者増加率を比べると、埼玉、千葉、神奈川という首都圏がトップ。それぞれ約3倍、2.9倍、2.8倍だ。

そうなったときに家族が取れる手段には何があるのだろうか?

1)まず考えられるのは在宅介護サービスの利用

介護保険で使うことの出来る在宅介護サービスとして、フル活用することがまず考えられる。しかし、実際に認認介護の実態としては24hが常に危険な状態だ。介護を忘れてしまうことでいつ放棄されてしまうか分からないし、配偶者が亡くなってしまった場合にもう一方の方の生活が成り立たなくなってしまうこともある。

2)片方だけでも、特別養護老人ホームに入居

今、特別養護老人ホームは優先度が高い人から入所することが出来る。これは優先度を決める点数が85点満点で決まるが、在宅サービスをフル活用しており、介護者がいないケースでは当然点数はかなり高くなる。しかし、実際、今特別養護老人ホームでは入居待ち状態。入居するまではかなりの時間がかかるのが普通。

3)親を自宅に呼び寄せて在宅介護

自分の親を自宅に呼び、在宅介護という手段もある。しかし、介護の担い手は多くの場合、お嫁さんが担う。その際に、ただでさえ義親とのコミュニケーションは難しいのに、認知症となればその心労は計り知れない。その上に今回のような認認介護の場合は同時に2人をみることになる。専門的知識がない限り、潰れてしまうのは目に見えている。

4)早期発見して、病院へ

では、どうすればいいか。まず、医療と連携し認知症の方を早期発見することが何よりも重要だ。早期発見出来れば症状の進行を遅らせることが出来る可能性が高い。そこで、出来るだけ早くまずは相談に乗ってもらうことが大事だ。まずは、認認介護をしている2人以外の家族が、最寄の地域包括支援センターに相談してみるといいだろう。病院などの適切な場所を案内してくれるはずだ。

「認認介護」は今後、どんどん増えていくと厚生省では予想している。まず、何よりも重要な早期発見をしっかりと認識出来るように、家族愛がより重要な時代になってきたようだ。



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