ブドウ球菌の感染

2010年02月08日10時54分

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ブドウ球菌の感染で引き起こされるのは麦粒腫である。
ばくりゅうしゅ、と読む。

ものもらい、地域によっては、めばちこ、めいぼ、などと呼ばれる病気である。
まぶたの縁や、その下の腺の急性感染症のことである。
感染を起こす腺は1つのこともあれば複数のこともある。
 
麦粒腫は、膿瘍ができ、しばしば破裂して少量の膿が出る。
普通2?4日間で治る病気である。
眼瞼炎と同時に起こったり、眼瞼炎が原因となって後からできたりする。
その頻度には個人差があり、一生のうちに1、2回しかできない人もいる。

症状としては、初めは、まぶたの縁が赤くなり、触れると痛む。
あるいは、特に触れなくても痛むなどの症状が出る。

次に、触れると痛む小さな丸い腫れ物ができる。
涙目、光に対して過敏になる、異物が入ったように感じるなどの症状も引き起こす。
多くの場合は腫れるのはまぶたのごく一部であるが、時にはまぶた全体が腫れることもある。

内麦粒腫という麦粒腫がある。
それは、まぶたの奥の方の腺にできることである。
内麦粒腫では痛みやその他の症状が重くなる傾向がある。
痛みや発赤、腫れといった症状はごく限られた小さい部分にみられることが多い。
普通はまぶたの縁に出る。

最も良い治療法は10分間の温湿布を1日に数回行う。
湿布の後にまぶたをやさしくマッサージすることである。
麦粒腫の治療に抗生物質が処方されることがあるが、大きな効果はないのが実情である。

患部を温めることにより麦粒腫に膿がたまり、破裂して膿が排出されるのが早くなる。
内麦粒腫は自然に破れることがめったにないので切開して膿を出す必要がある。
内麦粒腫は、再発する傾向がある病気である。