打撃について

2010年02月08日10時54分

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鈍器などによって、眼に打撃を受けた場合、眼の表面近くの組織と眼の裏側の組織が損傷する。
前者は、まぶた、結膜、強膜、角膜、虹彩、水晶体である。
後者は網膜、視神経である。骨を損傷する場合もある。

強い打撃による外傷を受けてから血液がまぶたと眼の周囲の皮膚に漏れ出す。
それは青あざを作ることがある。
最初の24時間くらいである。
通常は傷としては軽い。
治療は必要ないのである。
普通、出血の場合は1、2週間できれいに治る。

内部の損傷の場合は、表面部の損傷よりも重大である。
前房の中への出血は重症で、眼科医の診察を受ける必要がある。
というのは、前房出血があると、視力が低下したり光に過敏になったりするからである。

また、眼圧が上昇する場合もある。
これは緑内障。外傷を受けてから数日後に眼の内部で出血が起こるのである。
出血は、それ以外に、眼の後部でも起こり、硝子体出血といい、網膜にも起こる。
これを網膜出血という。

その他の損傷としては、外傷によって網膜が裂け、眼の後部からはがれることもある。
これを網膜剥離という。
網膜剥離が起こると、ゆがんだ形のものが浮いているように見えたり、光のまたたきが見える。
あるいは、視野がぼやけるといった症状が出ることがあり、やがて視力が大きく低下する。

ひどい外傷の場合は、眼球を覆っている厚い線維状の膜が裂けることもある。
眼球を覆っている厚い線維状の膜とは強膜のことである。