体験11503 損得じゃないんですけど - 介護施設・介護情報なら介護の安心ガイド

体験11503 損得じゃないんですけど

2008年12月09日00時00分

ソーシャルブックマーク

印刷 

脳梗塞の後遺症によって日常生活が困難になった、義母の介護に携わったことがあります。介護といっても施設に入院していたので、週1〜2回会いにいって話をしたり衣類の洗濯や交換をする程度です。肉体的にはそんなに重くもないし、日常生活にもそんなに影響するものではありませんでした。その会話というのが、実はいちばん大変で。相手は私の言っていることは理解出来るけれど、義母は自分の思うことが言葉にならない状態でした。何か言っているのはわかるものの、あーあー、なーなーとしか言えず言葉になりません。なので何を言おうとしているのか私が予測して”ああなの?こうなの?”と聞いて、それが当たっているのか、まったくの検討違いなのか、それで判断して意思疎通を試みるしか方法がなかったのです。私も精神的に結構疲れたのですが、夫のお母さんなんだから大切にしないといけない、そう自分に言い聞かせて何とかやってきました。2年くらい経ち、義母は亡くなりました。お葬式のときは、正直どこかホッとした気持ちと、思うようにしてやれなくて悪かったごめんねと思う気持ちが入り混じり、複雑な思いをしたのを覚えています。それからしばらくして、夫のやったことが原因で離婚しました。義母は何も悪くない、運悪く介護が必要になっただけ。悪いのは夫だと、頭でわかってはいるつもりなんです。でも、やっぱり腹が立ってしまいます。あなたの親の面倒を見させておいて、なんであなたは離婚に至るようなことをしたのか。親が亡くなったときに、これからは私と私の親のことを大事にして、頑張って生きて行こうって思ったんじゃなかったの?と、元・夫に言いたいです。夫婦で、親の介護したほうが損で介護せずにすんだほうはラッキーとか、そういうものではないと思うんです。それでも結果的に夫に大切にされなかった私は、こんな風にゆがんだ気持ちを持つようになってしまいました。天国から義母・その一年前に義母の介護疲れで亡くなった義父は、どんな気持ちで私のことを見ているんでしょうか。今は”私だって辛いんだから悪く思わないでよね”としか思えず、それ以上の感情は持てません。自分の経験を、長々と書いてしまいました。要は、義父・義母の介護に携わった嫁(夫)は相手に感謝するとともに、ずっと大事にするという気持ちを忘れないでほしいと思います。
(Cさん)
*このコンテンツはユーザーからの投稿を元に、優れた内容のもののみを掲載しています。

Comments are closed.

PRエリア