体験11541 耳のよく聞こえた年寄り - 介護施設・介護情報なら介護の安心ガイド

体験11541 耳のよく聞こえた年寄り

2008年12月09日00時00分

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実母も義母も耳のよく聞こえる年寄りで、いつも静かな声で話をする人でした。実母が入院してからの経験です。看護士さんが元気のいい声で名前を呼んだり話したりしますと、彼女が去ってから「隣の部屋にまで響き渡るような声で呼んだり話したりしなくたっていいのにね、」「うるさい声で話す人ね」などと云うことしばしばでした。親しくなった看護士さんに事情を話して、小さな声でやさしく話していただくようにお願いしましたところ、「看護婦さんたちの言葉遣いがやさしくなってうれしいわ、」と繰り返し話すようになりました。きっと調子を合わせて小さい声にしてくださっているのでしょうと答えておきました。些細なことでも、入院患者にとって、日々接してくださる看護士さんのことばの力は大きいのです。母は父と二人暮しの時に脱水状態で緊急入院し、絶対安静といわれ、回復したときには褥そうができてしまい、それっきり退院出来なかったのですが、看護士さんの優しい言葉に幸せそうでした。 年寄りは耳が遠いと思われがちですが、とてもよく聞こえている人もいるということを介護する側で承知していることが大切です。聞こえていないだろうと思い込み、病状など知らせたくないことが筒抜けだったりすることもありますから。
(Uさん)
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