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体験11575 アルツハイマーの実母の介護

2008年12月09日00時00分

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20年前に亡くなった実母を7年ほど介護しました。難病の父が自宅で急死した後、段々場所や日にちの認識が出来なくなり病院でアルツハイマーと診断されました。ある日かかりつけの病院から帰れなくなり見知らぬ方が連れてきてくださったのですがその方に「一人で出すのではありません」とひどく叱られました。認知症の進行具合は一緒にいてもわかりません。コンロにお皿を乗せたり、布団の敷き方、洋服の着方がも分からなくなった時は本当に悲しくなりました。本人はトイレが心配らしく、頻繁にトイレに行くのですが、洋式トイレの使い方を忘れ、また場所も分からなくなったりで夜中は眠れなくなりました。朝、起きてと言っても「起き方が分からない」と言うので引っ張って起こしました。「あなたは痛いことするわね」と言われます。でも夜中に突然起きてトイレ探ししていました。トイレは始末が大変なのでウオッシュレットにしました。妹も障害児を抱えていたのでなかなか預けられず、当時は専業主婦が居るとヘルパー派遣なども受けられず、30分以上家が開けられません。また実の母では周囲に愚痴もいえずでストレスが溜まりましたが、何となく近所の人には認知症と思われたくないので、母を綺麗にしたり言動をフォローしたりしました、どうしても出かけなけらばならない時は、夫や娘息子が協力してくれましたが、どちらも受験生だったのでかわいそうだったかなと思います。また、親切な知人や母を慕ってくれていた親類の人にも助けていただきました。足を上げると言う意味が分からなくなりお風呂も段々難しくなりました。髪は懇意にしていた美容院へ車で連れて行ってお願いしました。とても親切にしていただき助かりました。最後は大腿骨骨折で入院して手術はしましたがショックで症リハビリは無理な上、口をあけないなど食事がほとんど出来なくなっていたので転院を探しました。半年ほどで亡くなりましたが、口をあけなくなった母に何か食べさせようと毎日車で通いましたし、ヘルパーさんもとても良くしてくださったので入院して良かったと思います。私はまだ若かったことと、沢山の親切な方に恵まれて何とかやってきましたが、在宅介護は余程条件が揃っていないと家族共倒れになると思います。病院でも私の母はおとなしいので可愛がられましたが、中には看護婦さんの腕に噛み付いたり暴れる人も居て介護の現場は穏当に大変だと思いました。
(Sさん)
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