体験11577 病院・施設を転々とする母 - 介護施設・介護情報なら介護の安心ガイド

体験11577 病院・施設を転々とする母

2008年12月09日00時00分

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 母は、独居していましたが、10年近く前、腰椎骨折(ぎっくり腰)が原因で、家庭内遭難のような状態になりましたが、幸い隣室の人が異変に気付き、救急車を呼んでくれて、緊急入院することとなりました。 全身衰弱状態から回復するには時間がかかり、療養を続けることとなりましたが、家族は私しかいないため、自宅から約2時間かかる母の病院に毎週末通い、洗濯や雑用に時間を費やすこととなりました。 その傍ら、母の住んでいる借家を片付けて撤収し、少し広めのマンションを購入して、住まいを1軒に集約するとともに、母を自宅に近い病院に転医させたので、少し、母の世話をするのが楽になりました。 母の病状は、栄養補給やリハビリで少しずつ回復してきたのですが、療養過程でC型肝炎を発症していることが判明し、こちらの療養も必要となりました。 私自身もなるべく母の所に行くように努めていたのですが、仕事の関係もあり、必ずしも思うようにはいかず、時として、母と感情的に衝突してしまうこともあり、後になって後悔することも多く、つらい思いをしました。 さらに、今から2年前の夏、母は入院中の病院内で転倒し、大腿骨骨頭部を骨折してしまいました。 大腿骨から骨盤近くまで切開し、人工骨頭に置換する大手術にも母はよく耐え、幸い手術は成功しました。 しかし、それまでの内科系の療養に加え、外科系のリハビリも必要となったことから、唯一の家族である私の介護の機会も飛躍的に増え、私自身の時間を割くことが多くなり、多忙な勤務先での管理職の仕事と介護を両立させることが出来なくなり、比較的時間に自由がきく仕事に転職せざるを得なくなりました。 それから2年あまりが経過し、リハビリの甲斐もあって多少股関節の状態は良くなりましたが、完快するには至っていません。 その一方で、医療制度が変わり、リハビリ病床はもとより療養型病床で治療を続けることが不可能となりました。 しかし、在宅で介護をすることは、私自身の仕事の関係で不可能であり、かつ、入院中の病院内ですら転倒による大けがをした母をひとりで過ごさせることは、とても不安で、できそうにもありません。 現在は、特養が空くのを待って、老健に入っていますが、体調が悪化して、病院に入院して療養をしては、体調の好転を待っては、空き老健を探して、老健に移るなど、とても不安定な療養生活をしており、母のこれからがとても心配です。 また、自身で選択した結果とはいえ、転職したことから、収入も減少した一方、母の療養費は家計を圧迫し、自分自身の将来も不安です。 それでも、週に2〜3回、母の所に行くと、母はとてもうれしそうな顔をするので、少しでも回復するとともに、健やかな療養生活を続けてほしいと思っています。 また、病院・施設で介護に携わっている数多くの職員のみなさんに対する感謝の気持ちを忘れてはならないと思っています。
(Rさん)
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