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体験11714 祖母の介護における母の苦労

2008年12月09日00時00分

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私の祖母は90で他界しましたが、最後の5年間は両親と私で介護の日々でした。母からみれば姑なのに母は本当によく世話をしていました。祖母の介護が始まったのは転倒による骨折から足腰が弱り、次第に歩くのが困難になったからです。その後みるみるうちに弱り最後のほうでは食べ物を飲み込むのも困難な様子でした。母は離乳食のような食事を用意し、食事の時には横について食べさせてあげていました。昼間はほとんどベッドの上にいる祖母を時々車いすで散歩に連れ出したりベッドのそばに家族の写真をおいて話しかけたりしてました。また、夜は何かあってはいけないと一緒の部屋に寝ていました。そんな祖母でしたからトイレのタイミングが悪いと下着を汚すこともしばしばありました。私からみて世話をする母がつらそうなのは下着を汚したときの世話と食事が困難な祖母を食べさせることだったようです。介護は赤ん坊の世話をするようなものですが、その何倍も大変だと思います。また、父の姉と妹が時々1か月くらいの期間、祖母を預かってくれることもあり、そのことは母にとっても助かっていたようです。そんな一見うまくいってそうな父の姉妹との関係ですが、いざ祖母が亡くなると相続ではかなりもめたので大変いやな思いもしました。人生においてこんなに空しい気持ちになったのは初めてでした。祖母の世話を懸命にする両親の姿を私は見てますから。それなのに、母は生まれ変わったらまた祖母と家族になりたいと言ってます。介護をする人生と介護をしなくていい人生には大きな差があると思います。でも母の祖母を思う気持ちを聞くたびに、これは人として果たす当然の役割のような気もします。誰にでも老いはくるのですから。
(Fさん)
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