体験12532 かたくなに排泄をこばむ義叔父 - 介護施設・介護情報なら介護の安心ガイド

体験12532 かたくなに排泄をこばむ義叔父

2008年12月09日00時00分

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妻の母親と叔父が二人で生活していましたが、一人でバスなどに乗って外出できていたのが、だんだんと閉じこもりの生活となりました。もともと前立腺肥大があり、排尿が思うように出ず、それから腎不全となってから、認知症状が進むようになりました。
ただ、いくつになっても、以前は一人で生活し、セミプロで写真を撮るのが大好きな叔父は、自分の状態をもちろん受け入れられず、こちらも元気な姿を知っているだけに、あまりの変わりように受け入れできず日々が過ぎていました。
特に一番困ったのが排泄。日中だけでなく、一日ベッドで過ごす日が増え、何とかトイレに行っていた叔父がリハビリパンツで尿や便をもよおすようになりました。寝たままの排便はお尻からベッタリとついてしまい、妻の母も妻も困ってしまいました。
そのようにおどおどとするため、余計に叔父がパンツの交換などかたくなに拒否するようになりました。ここで唯一の男の僕の出番でした。最初は『何でお前にされなあかんねん!!』と罵倒される日が続きましたが、いいことかどうか、介護施設を利用し、若いスタッフの方と関わることも増えていくうちに、自然と私のことが誰か分からない状態ではありますが、スムーズにお尻を上げてくれたり交換に応じてくれるようになりました。
最後は病院で亡くなりましたが、今まで私たちのことが分からなかった義叔父が、最後の数日間は、全員の名前も言ってくれ、『ありがとう』と何度も言ってくれました。私たち全員の心の重荷がおりた瞬間でした。
(Yさん)
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