日比間EPA発効 介護福祉士ら来春受け入れ体制、2年間で1000名の候補者 - 介護施設・介護情報なら介護の安心ガイド
  • Home > 介護ニュース > 日比間EPA発効 介護福祉士ら来春受け入れ体制、2年間で1000名の候補者

日比間EPA発効 介護福祉士ら来春受け入れ体制、2年間で1000名の候補者

2008年12月26日14時18分

ソーシャルブックマーク

印刷 

(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞12月25日号)
 日本とフィリピンの経済連携協定(EPA)が今月11日、発効した。これによりフィリピン人の介護福祉士・看護師ら1000人を日本で受け入れる。業界関係者からは、「インドネシア人より先にフィリピン人候補生が来ると思っていた」との声が上がるように、批准への道が難航したため、ようやくのEPA発効となった。
 来年2009度にも候補生らが来日する見通し。候補生は来日後、半年間の日本語研修などを経て、病院や介護施設で働くことができる。介護福祉士候補は4年以内、看護師候補は3年以内にそれぞれの国家資格試験に合格する必要があり、合格できなければ帰国しなければいけなくなる。
 今回発効した日比間のEPAは、2年前の06年9月に両国が署名した。同協定は部分的な関税の即時撤廃や、有税品目では有利な税率を選択、といった貿易に強く関係する協定。日本とフィリピン間の貿易総額の約94%で関税が撤廃される。国内の政治的混乱もあり、フィリピン側の批准が難航していた。
 協定では発効後2年間でフィリピン人の介護福祉士600人、看護師400人を受け入れる予定。
 今夏、インドネシア人候補生らが“医療・介護現場への本格的な外国人労働者の受け入れ第一弾”として来日したが、「フィリピン人候補生の方が先に来ると思っていた」と介護事業者が話すように、現場からは「ようやく」といった思いも見られる。
 受け入れには慎重な声も少なくないが、人材不足の深刻化は待ったなし。介護・医療業界では、外国人材への期待も高まっている。

PRエリア