【書評87】ウンチとオシッコはどこへ行く/日本トイレ協会理事長 上幸雄 - 介護施設・介護情報なら介護の安心ガイド

【書評87】ウンチとオシッコはどこへ行く/日本トイレ協会理事長 上幸雄

2008年12月27日20時30分

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ウンチとオシッコはどこへ行く―水洗トイレの深ーい落とし穴
ウンチとオシッコはどこへ行く―水洗トイレの深ーい落とし穴上 幸雄

不空社 2004-12
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タイトルはすごいことになっているが、至ってまじめな価値高い本。しかし、学者ぶった本ではなく、ユーモアにあふれている。
はじめに、のところを開くと、いきなり「ウンチク話 その1」と来る。タイトルがタイトルなだけに笑う。介護生活において、排泄がいかに重要かということを痛感していたため、手にとったが、思わぬギャグのオンパレードに笑いながら読むことが出来た。
しかし、驚きの事実もあった。日本人は一回のウンチ200gで水10ℓを使うのだという。実に50倍の水の量だ。さらに、1回のオシッコ150ccで水6ℓ。なんと40倍だ。世界にはトイレすら持たない人が24億人いる中で、これは確かに、大きな「たれ流し」だ。
同時にいかに日本はトイレに恵まれているかがよく分かる。たとえば、中国では、隣で大便をするトイレが普通なんだとか。それに比べると日本でよかったなあなんて思ったり。
このあと、著者は、地球規模の水・衛生・資源・環境などから浮かび上がるトイレの理想像を語るのだが、介護している人は今一度、トイレの価値を見直してもいいかもしれない。

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