【書評96】40歳から何をどう勉強するか - 介護施設・介護情報なら介護の安心ガイド

【書評96】40歳から何をどう勉強するか

2008年12月30日16時21分

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40歳から何をどう勉強するか (講談社プラスアルファ文庫)
40歳から何をどう勉強するか (講談社プラスアルファ文庫)和田 秀樹

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認知療法家のフリーマンらは、うつ病になるような人によく認められる認知のゆがみのパターンをリストアップしているという。この分類が面白かった。認知のゆがみがあれば、正確な情報分析が出来ない上に、いつの間にかネガティブ思考に陥ってしまうことがある。
・二分割思考
互いに相反する極端なふたとおりの見方で物事を判断し「中間の灰色の部分」がない。
・過度の一般化
ある特定の出来事を、多くの出来事のなかの単なるひとつとしてみないで、人生における一般的な特徴であるとみなす。
・選択的抽出
複雑な状況のある特定の側面に注意を注いでしまい、その状況に関係のある他の側面を無視する。
・肯定的な側面の否定
否定的な人生観と相反するような肯定的な経験を「たいしたことではない」などといって否定する。
・読心
支持するような証拠がないのに、他人が否定的な反応をしていると思ってしまう。
・占い
将来の出来事に対する否定的な予測を、まるで確立された事実のようにとらえて反応する。
・破局視
将来生ずる可能性のある否定的な出来事を、事実関係を正しく判断してとらえるのではなく、耐えることができない破局のようにみなす。
・縮小視
肯定的な特徴や経験が、実際に起きたことは承知しているのに、取るに足らないものと考える。
・情緒的理由付け
感情的な反応が必ず実際の状況を反映していると考える。
・「~すべき」という言い方
「~すべきである」、「しなければならない」という言い方が、動機や行動を支配している。
・レッテル貼り
ある特定の出来事や行為に言及するのではなく、自分自身に大雑把なレッテルを貼ってしまう。
・自己関連づけ
他の数々の要因が関連しているのに、自分こそがある特定の出来事の原因であると考える。
以上の分類が、認知のゆがみのサインだという。確かに、介護生活においてもこういった考え方に陥ってしまう事例は数多く報告されている。一度、上のような事例を知ることで、自分の考え方の傾向に気づくことが出来れば、いいと思う。

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