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裁判員の通所介護利用無料に、1割負担分は区が支払い・・・東京都足立区

2009年01月26日15時10分

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(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞1月5日号)
 東京都足立区は、来年5月よりスタートする裁判員制度に関し、裁判員のデイサービスセンター利用費用を無料化することを決定した。同区によれば「こうした取り組みは全国でも初のケースではないか」という。
 裁判員として選出された場合、身内に要介護者がおり、選出された本人がその介護を行っているケースは、やむを得ぬ事情として辞退をすることが認められている。
 「しかし、身内の介護をしていても裁判員をやりたい、という人がいるだろうと考え、その意志を無駄にしないようにデイサービスセンターを無料化することにしました」(足立区)
 対象となるのは、区内在住の裁判員が区内のデイサービスセンターを利用する場合。要介護者が区外に住んでいるなどといった理由で、区外のデイサービスセンターを利用する場合については、今後検討して扱いを決定する。なお、本来利用者が支払うべき1割負担分については区が負担をする。
 「一応は区内すべてのデイサービスセンターを無料化の対象としていく考えでいます。しかし、利用定員の残りワクの問題などから受け入れが困難な場合もあります。そこで、これから区内のデイサービスセンター事業と、受け入れが可能かどうかの協議を行い、可能なところを指定デイサービスセンターとしていく予定です」
 区では年間30人程度がこの制度を利用するのではないか、と想定している。
 また、デイサービスセンター利用ではなく、裁判員が訪問介護を利用する場合についても、区では無料化を検討している。しかし、「裁判員は1日中拘束されます。それに対し訪問介護事業者側からは『1日8時間も勤務をしてくれるヘルパーを確保することは困難』という意見があり、先にデイサービスセンターを無料化することにしました」という。
 さらに介護同様に、裁判員の辞退理由として認められている保育についても同様の措置をとる。区内在住の裁判員が、区内の保育所を短期利用する場合には、その料金を無料とすることも決定された。

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