外出に行くのを支援する車椅子選びの10のポイント - 介護施設・介護情報なら介護の安心ガイド

外出に行くのを支援する車椅子選びの10のポイント

2009年03月28日01時57分

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車椅子は移動するために大いに役立つツールだ。しかし、しっかりとした選び方を理解せずに選んでしまうとその能力をキチンと活用出来ずに終わってしまうことがある。そこで、今回は車椅子の10個の選び方と称して、選ぶ際に重要そうな10個の情報を掲載したい。

1)使用する方の状況で選ぶ
使用者の介護度にしっかり配慮する必要がある。その程度によって求める移動能力などは変わってくるので、状況を見定めることが重要だ。

2)身体のサイズで選ぶ
一般的な車いすの高さは45cm程度なので、身長が低い方だと操作ができないことがある。このため身体各部の大きさと車いすのサイズをよく確かめ、体に合っているものを選ぶ必要がある。

3)車いすへの移乗方法で選ぶ
使用者が車いすへ移動するとき、「立って移乗」「座位移乗」「介助移乗」「用具を使って移乗」など、その方法を考慮する必要があるだろう。

4)座位姿勢で選ぶ
楽な座位姿勢を保てるよう、座位能力の程度やクッションを考慮しよう。

5)移動方法で選ぶ
身体能力に合わせて、自走型か介助型かを考慮しよう。

6)介護者の環境で選ぶ
介助者との関係や屋外・屋内などの住環境と適合しているかを考慮しよう。

7)かかとがしっかりつくものを選ぶ
座面が高いと足が届かず身体が不安定になるので、かかとを地面につけて膝が90度になるかをチェックしたほうがいい。また、長時間座っている方の場合、腰の部分の安定をチェックする。この時、本人が直接座って選ぶことが何よりも重要だ。

8)フットレスは短いものを選ぶ
フットレスが長いと乗り移る時に介助の人がぶつかり、痛い思いをすることがある。

9)布張りのシートは避ける
ビニール加工等の布張りシート素材のものは、座っている途中で身体が滑ってしまう。すべると事故の元ですから、注意が必要だ。

10)クッションの厚みに気をつけて、褥瘡リスクを避ける
クッションの厚みは7~10cmぐらいがベスト。しかし、クッション選びで非常に厄介な問題が「褥瘡(じょくそう)」です。

その原因は
・身体に当たる圧力
・圧力がかかる時間
・当たっている身体組織の耐久性
などが、主な要因だ。このため車いすを選ぶ前に、まず看護婦さんなどに普段から褥瘡ができやすいかどうかを尋ねることが重要だ。また、たとえ褥瘡ができにくくても、5cm程度のクッションは必要。

以上、10個の視点を参考に外出に行くことをサポートしてくれる車椅子とあなたが出会えるといいなと思う。

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