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東電ライフサポート 今後は東電以外の土地も視野に

2009年05月22日12時51分

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(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞2009年5月15日号)

東京電力のグループ会社として「もみの樹」のブランドで、都内で高級介護付有料老人ホームを運営するのが東電ライフサポート(東京都港区)だ。永らく2棟体制での運営だったが2009年4月に3棟目の施設を横浜に開設した。
最近の状況、今度の展望について古澤宏社長に話しを聞いた。

3棟目の施設が開業しました

古澤 これまで都内の練馬区、杉並区で展開してきましたが、3年ぶりの新規開業となります。これで居室数は249となりました。

今回オープンした施設の特色は。

古澤 これまでの2棟は入居一時金の平均がそれぞれ1800万円、2200万円と比較的高額なものでした。
しかし、今回の「横浜鶴見」は入居時85歳までの場合で1380万円と、価格を抑えました。
地元横浜市より「地域の方が入りやすい価格設定にして欲しい」という要望があったことが大きな理由です。
低い入居一時金でも採算がとれるように、居室内のトイレと洗面台の間の仕切りをオプションでカーテンと引き戸から選択できるようにするなどしてコストダウンを図りました。

価格を抑えた分介護体制について、これまでと異なる点は。

古澤 これまでは3対2の体制でしたが、人件費抑制のために2対1の体制を導入しました。
周囲の既存ホームでは3対1というところが多く、2対1でも充分に差別化できます。

年間契約による入居方法も採用しているそうですが。

古澤 1年ごとに入居金として280万円を支払ってもらう、という制度を導入しています。
「何らかの理由ですぐに退去をするかもしれない」という方のニーズに答えました。3年前に開設した「もみの樹・杉並」で導入し、入居者の1割が利用するなど好評でしたので、現在では当社の運営施設すべてに採用しています。

入居状況は

古澤 現在入居者は6名です。4~6月にかけて食事付の特別見学会を6回行います。
定員は1回20人ですが、それを超える申し込みが寄せられ手ごたえを感じています。これまでの経験からオープン後1年半で80~85%の入居率になるだろうと見込んでいます。

今後の事業展開については。

古澤 これまでは、東京電力が保有する土地の有効活用として有料老人ホームを開設してきました。しかし、東京電力の土地も無限ではありません。今後は、それ以外の土地についても手がけていきます。
自社で資産を持つことは考えていないので、建物は借り上げる形になりますが、1都3県を基本に土地所有者、不動産、建設業界などに積極的に声をかけ、開設地案件の開拓を行っていきたいと思います。
現にいくつかの案件が寄せられています。
運営戸数500戸を事業としてのひとつの目安としており、そこまでの開設を目指します。

その他事業展開として考えていることはありますか。

古澤 有料老人ホーム運営のノウハウをいかしてシニア向けマンションの生活支援サービスを当社で請け負ったりできないか考えています。これも現在進行中の案件があります。

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