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データで見るシニア住宅市場 高齢期の生活に関する情報は「新聞記事」「DM」「TV」で入手

2009年05月26日10時49分

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(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞2009年5月15日号)

「ライフ&シニアハウス」のブランドで、高齢者住宅事業を展開する生活科学運営(東京都新宿区)では、同社の交流誌「生活創造のM」読者を対象にした高齢期の生活に関するアンケート調査を実施、先月その結果を発表した。
それによると「高齢期の暮らしに関する情報を得る手段」として新聞記事がトップ。
 「高齢者マンションの1階にあるといいと思うもの」では診療所が1位となった。

知人の評価も重要ツール

seniorresearch

 


このアンケート調査は、「生活創造のM」にアンケート用紙を同封して行ったもの。
2009年1月15日から2月15日までの実施期間内に441件の有効回答が得られた。
 ひとつめの質問は「高齢者期間の暮らしに関する情報はどんな方法で得ていますか?」というもの。
対象としたのが、有料老人ホーム等の高齢者住宅に関心を持っている高齢者やや高いこともあってか、トップは「新聞記事」となった。
ただし、その割合は22%に過ぎず、2位のダイレクトメール以下はほとんど横並びとなっている。
この結果から、情報については媒体を問わず、まんべんなく集めよう、という姿勢がうかがい知れる。
 また、特徴的なのはダイレクトメールが14%で2位、「折込広告」が7%で7位となっており、アナログなメディアを重用している人も多い点だ。
これは高齢者住宅や介護施設が地域密着型の性格が強いビジネスであるということとも関係あるといえるだろう。
 また、「知人・友人から」という回答も9%と高い比率となっており、クチコミ重要な情報源となっていると言えるだろう。

図書館入居を望む声が多数


あなたが将来住むと仮定した「高齢者向けマンション」の1階に「あるといいな」と思うものは何ですか?

2つ目の質問は「あなたが将来住むと仮定した高齢者マンションの1階に『あるといいな』と思うものは何ですか」というもの。
 これについては「診療所」がトップ。
やはり高齢者の住まいだけに安心な生活を送る上で医療機関は不可欠と考えているようだ。
 ユニークなのは、2位とわずかの差の3位に「図書館・本屋」が入っている点だ。
リタイア後は時間もたっぷりあるので好きな本をじっくりと読みたい、と考えている人がそれだけ多い、といえそうだ。
また認知症予防効果も考えてのことと思われる。
 5位以下は「喫茶店」「訪問看護ステーション」「温泉施設」がほぼ同数で並んでいる。
 また、それ以外の回答としては「各種講座を行うスペース」「人が集まって話せるスペース」「ボランティアなど誰かを手助けできる場」がそれぞれ複数寄せられた。
これからもわかるように、利用者は高齢者マンションに対しては「安心」「安全」を求める一方で「生きがいづくり」「仲間づくり」「文化的活動」の場としての役割も求めていることが見てとれる。
 なお、生活科学運営は2008年開設した「ライフハウス京都醒ヶ井」内に、入居者主導で図書スペースを設けた。
ここは談話室として貸し出すことも可能となっている。
 高齢者マンションの周囲に公的な図書館や文化ホール、交流施設などの地域資源があるとこも重要だが、それとは別に住宅の中に文化的なスペースを求める、という意識が利用者の間でも一般的になってきているといえそうだ。

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