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複合型有料老人ホーム「はぴね神戸学園都市」開設

2009年05月26日14時32分

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(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞2009年5月15日号)

注目!高齢者施設 ズームアップ

2009年2月、神戸市営地下鉄学園都市駅前に介護付有料老人ホーム「「はぴね神戸学園都市」(神戸市西区)がオープンした。
商業ゾーン、医療ゾーンなどを併設。全国で介護付有料老人ホームなどを運営する、ケアリンク(東京都中央区)が手掛ける最大規模の複合施設として注目を集めている。施設現場レポートする。

重度から自立まで対応 医療・交流ゾーン併設

建物は地下1階、地上9階建ての複合ビル。3階の一部と4階から9階を介護付有料老人ホーム(居室数128室)が占めている。
1階は商業ゾーン、2階は交流ゾーン、3階は医療ゾーンとし、1、2階には保育園が入居。
子供から高齢者まで交流できる多目的な作りが特色だ。
 神戸市所有の敷地の開発案件で2004年に公募があり、事業者選定、企画の見直しなどを経て2009年1月に竣工。
足かけ約5年のプロジェクトだ。運営はケアリンク(東京都中央区)。
開発は同社の持ち株会社、アントケアホールディングス(東京都中央区)が手掛けた。
 入居者の身体の状態に応じてフロアを構成。4、5階は重度までの要介護者、6階は認知症、7、8階は軽度の要介護者、9階は自立向けとした。
重度まで対応する要介護者向けフロアでは、一般浴室とともに特浴室を完備。
認知症向けフロアでは車いすでも対応できる機械浴のほか、植栽を配したルーフバルコニーを設けた。
 「認知症については、本人や家族が何を希望しているかを伺い、本人の意志を尊重することが大事。当社が培ってきた認知症や医療面でのケアに特色を出していく」(開発グループチーフ、男座陽一郎氏)。
 食堂、リビング、ケアステーションなどは各フロアに設置。
フロアの上下移動をしなくても生活を完結できる設計とした。9階の自立者向けフロアの展望風呂、展望レストランからは周辺の景色を一望できる。
 3階の医療ゾーンには内科と皮膚科、1階の商業ゾーンには歯科クリニックが入居。
また神戸市垂水区の神戸掖剤会病院が協力医療機関となり医療体制を整える。
 2階の交流ゾーンでは地域住民がコミュニケーションを図れるようスペースを開放する。地元の大学の研修施設としての活用も呼びかける。
 全国的にも珍しい複合ビルの形態が話題を呼び、2008年行ったスタッフ採用では合計250名が応募した。
介護職員比率は2.5対1を基本に2.2対1程度までケアを手厚くする計画。看護師は7名の体制。
 「各フロアの食堂やリビングなど共有スペースを広めにとり、入居者がゆとりを持って過ごせるような空間設計とした。交流ゾーンには『コミュニティプラザ』という名称を付け、様々な方の利用を想定している。
駅前立地でバスの乗り入れも多い交通の要衝であるため、入居者の家族にも気軽に来訪してもらいたい」(男座氏)。
 利用料金は介護居室が入居一時金730~930万円、月額が管理費7万3500円、介護費(手厚い介護に係わる人件費)4万2000円、食費6万3000円(1日3食30日)で合計17万8500円。
 一般居室の料金体系は2パターン。入居一時金が1790~2280万円の場合、月額は管理費、食費、生活サービス費を合わせ17万3250円。
入居一時金が880~1120万円の場合、月額は17万8500円。
 入居開始は介護居室、認知症対応居室、自立向けなどが2月から、軽度の要介護者向けが4月から。
入居状況は5月初め時点で50室が入居。5月中には総居室数の半数超が契約の見込み。

(補足)
<施設概要>
所在地:神戸市西区学園西町
入居定員:138名(居室数128室)
居室面積:○介護居室 18.58~23.79㎡ ○一般居室 22.44~28.59㎡ ○一般居室相部屋 24.7~26.59㎡
 ケアリンクは介護付・住宅型有料老人ホーム、グループホーム、デイサービスなどFC含め全国で21ヶ所開設。
神戸市内では3年前に開設した東灘区魚崎南町の介護付有料老人ホームに次いで2棟目。
      

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