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ミサワホーム 大規模ニュータウン内にデイ併設高専賃等を供給 

2009年12月03日11時22分

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(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞2009年11月5日号)

 ミサワホームグループが提案し、採択された「高齢者居住安定化モデル事業」の中には、実際の街づくりについて提案をしたものもある。今回はミサワホーム東海が提案する「高齢者将来サポートコミュニティー」について紹介する。

定借を用いて費用負担軽減

 東京の多摩や大阪の千里など、高度経済成長期に開発が行われたニュータウンでは、住民の高齢化が進んでおり、それによる地域コミュニティーの崩壊、孤独死の増加などのさまざまな問題が発生している。
 その一方で、優良老人ホームなどの整備をしても「せっかく買った家を手離したくない」「住み慣れた街を離れたくない」などといった理由から、なかなか転居をしたがらない住民が多い、というのが現実だ。
 そうした中で、これらのニュータウンの中に「自宅」を供給し、ニュータウンの中で身体機能の変化などに応じて住み替えを行ってもらおう、という取り組みが活発になってきている。
 ミサワホーム東海では、三重県桑名市の既存住宅地内に、高齢者用の戸建て住宅、デイサービスセンターを併設した高専賃を供給することで、住民の高齢化に対して取り組み提案を行い、今回モデル事業として採択された。
 「当面の計画として、高齢者対応の戸建て分譲を12戸、デイサービス併設の47戸の高専賃を供給します。
高専賃およびデイサービスセンターの実際の運営については、外部事業者に委託をすることも検討しています」(ミサワホーム販売企画本部資産活用事業部長大倉鎮教氏)
 これにより、現在のマイホームからまず高齢者対応戸建て分譲住宅へ移り、そこで要介護の状態になたら、デイサービスセンターを利用するか、高専賃へ移って、そこからデイサービスセンターへ通うと言うさまざまな選択肢が生まれることとなる。
 また、現在の自宅については、ミサワホームが行っている「自宅借り上げ制度」を活用することで、住み替え時における費用負担の軽減を図っていくという。

「先行配慮」型の住宅改修を提案

 また、ミサワホームグループが提案し、モデル事業として採択された4件目が「高齢者居住安定改修」だ。最後にこれについて詳しく見てみることにしよう。
 ミサワホームによれば、これまでの、住宅の高齢者対応改修は「現状の解決」を主な目的として行われることが多かった、という。
しかし、高齢者の身体状況は年々変化をしていくため「現状解決」型の改修では、結果的に幾度も改修を行わねばならないこともある。
 それに対し、ミサワホームでは「先行配慮」を念頭に置いた住宅改修を提案している。
 具体的には、将来スロープや段差解消機を設定できるスペースを予め確保する、などといった改修を行う。
 「また、建物の長寿化にも力を入れます。メンテナンスサイクルを長期化させる改修などを行うことで、移住・住み替え支援機構の借り上げ制度を活用する場合でも借上げ費用が高くなる、といったメリットが生じるのです」(ミサワホーム大倉部長)
 この改修については、ミサワホームが建設を手がけた住宅以外でも対応する。
初年度で50戸の改修を手がける計画だ。
 なお、今回モデル事業に採択されたことで、改修工事費の3分の2(ただし上限200万円)が補助される。

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