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クネット・ジャパン 波形手すりで転倒防ぐ

2009年06月17日13時04分

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(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞2009年6月5日号)

クネット・ジャパン(長崎県佐世保市)は波形手すりを製造・販売。
公共施設から住宅、商業施設まで用途は幅広く、最近は病院、福祉施設向けにも供給を拡大している。
3年前のバリアフリー法改正も需要を後押ししている。
 商品名は「クネット」。手すりを持つ手の動きや角度を徹底的に追求、取っ手のように使える垂直部と、杖のように使える水平部を連続させた、波型の形状が特色。
 駅や学校、公園、役所、寺など公共施設のほか、商業施設、一般住宅などの階段やスロープ、トイレ、浴室などに設置される。
波形となっているため、様々な動作や身体状況に適応する。
 階段に取り付けた場合、手すりのうねりを利用しながら楽に登り降りができる。階段を上がる時は、自然な手首の角度で体を引き寄せながら移動。降りるときは手首に負担をかけずに体重を乗せながら移動できる。
直線の手すりと比べ、手の滑りを抑えるとともに体を支えられるのが利点。転倒や踏み外しを防ぐ。
 バリアフリー新法施工に伴う従来の交通バリアフリー法とハートビル法の改正も追い風となった。対象者が高齢者・障害者に、対象範囲が道路や公園などにそれぞれ拡大され、新たにガイドライン・設計標準が策定された。
 「その結果、階段、通路、スロープなどにクネットを1段で設置。自治体の条例に基づく整備マニュアルにも優れた新技術を積極的に採り入れるべきという方向性が示されたため、採用が急拡大していった」(古賀勝彦副社長)
 クネットは国内のほか、米国、カナダ、欧州などで特許を取得。高い機能性とともに、佐世保市初のグッドデザイン賞(経済産業省所轄)を受賞するなどデザイン性も兼ね備えている。
材質は商品タイプによって樹脂からステンレス、木材などを用意。設置件数は約4万ヵ所。全国の工務店、建材、建築金物業者など特約店約30社が販売・施工を手掛ける。一般住宅のリフォーム需要の開拓にも注力。
玄関、階段、水回りなどへの手すりの設置をパッケージ商品化し15万円ほどで販売する計画。要介護者向け住宅改修として介護保険商品としての展開も視野に入れる。
 「ユニバーサルデザインの考え方に沿った商品。高齢者の自立を促すためにも一般住宅への普及をさらに図っていきたい」(古賀氏)。


参考リンク:マツ六 300種類の手すり用意 多種類・少量・短納期を実現

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