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トピックス 新卒学生大量採用の動き本格化

2009年06月22日14時27分

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(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞2009年6月15日号)

大手介護事業者が新卒学生採用に熱心だ。
 ボンセジュール・グループ(東京都港区)は、2009年4月に91人(男子18人・女子73人)の高卒新入社員が入社した。
 「そのうち、59人は何の資格も持っていませんでしたが、入社後1カ月の研修で全員ヘルパー2級の資格をとり、5月1日付けで各施設に配属になりました。今は、来年4月入社の新卒大学生の採用活動を行っています。50人を採用する計画です」(広報担当山口七重氏)
 この他、ベストライフ(東京都新宿区)や生活科学運営(同)などもここ数年、新卒学生の大量採用に力を入れている。
 ランドネクサス(神奈川県横浜市)も「来年、再来年ぐらいからは新卒採用を手がけたい」(事業本部山木正幸本部長)と語る。
 このように、各社が新卒学生採用を強化するのには、どのような背景があるのだろうか。

 まず、最近の不況で、新卒高校生の就職先として大きなウエイトを占めていた製造・流通業などが採用を手控える動きが強く、以前よりも学生を確保しやすい、という現在の状況がある。
 また、新卒学生は、当然のことながら就業経験がないため、余計な色に染まっていない、というのも雇用する事業者にとっては都合がいいようだ。介護事業者は、介護に関する考え方などから、独自のカラーが出やすい。
そのため、同業他社からの転職社員はカラーの違いに戸惑い、自らが退職したり、周囲の社員との間で軋轢を生じさせたりすることも多い。
 以前同業他社を買収したある介護事業者は「買収した会社の社員が、われわれのやり方、考え方に完全になじむまでに5年かかった」という。新卒学生の大量採用は、こうしたリスクの回避の結果とも言えそうだ。
参考リンク:ランドネクサス 年5棟ペースで開設 首都圏・札幌・仙台で30棟体制に

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