事業撤退の真相に迫る 経営資源をマンション事業に集中 - 介護施設・介護情報なら介護の安心ガイド

事業撤退の真相に迫る 経営資源をマンション事業に集中

2009年06月25日15時32分

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(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞2009年4月25日号)

2009年5月1日付で介護事業から撤退するマンションデベロッパーのジー・ゲート(東京都新宿区)。ホームの平均入居率95%超という優良事業から手を引く理由はどこにあるのか。同社管理本部長に直撃した。

介護事業撤退の理由は。

一言で言えば「本業回帰」だ。サブプライムローン以降の金融・不動産不況の中で、当社としても経営資源をコアビジネスに集中させることが必要である、と考えた。
2008年のリーマンショック以降、介護事業の譲渡先を探してきた。

メディカル・ケア・サービス(以下MCS)に譲渡先が決まった理由は。

当社の有料老人ホーム「ファミニュー」は1戸単位で収益用資産として投資家に販売している。そのため、200人の投資家オーナーを抱えているし、一般の分譲マンション同様に管理組合も存在する。
こうした施設を運営するには介護分野だけでなく不動産、特に収益用不動産に関する知識・ノウハウが必要となる。
MCSは親会社が不動産・建設事業を展開する三光ソフランホールディングであり、そのあたりのノウハウは十分にあると考えた。

譲渡価格は。

それについては公表していない。ただし、当社の介護事業は直近の決算で売上高8億7000万円、経営利益で4700万円を計上している。事業開始3年で単年黒字となっており、事業としては優良だ。MCSにとっては、これまで比較的手薄だった都内に事業拠点を置ける、ということで、良い買い物になったのではないかと自負している。

ジー・ゲートの今度の事業戦略については。

初めにも話をしたが、分譲マンションの発展・販売という本業に力を入れる。マンションのタイプについては、最も得意とする「単身者向け」「投資用」を主軸とする。
投資家への販売については、2007年まではグループ内に販売会社を持っていたが、その後資本関係を解消し、今は卸販売のみとなっている。
しかし今後は再び直販も行う考えだ。自前で営業スタップを確保し、企画・開発から販売まで一括で対応する体制を構築する。

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