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話題の高専賃「高根台つどいの家」クローズアップ 老朽団地の建替えに際し高専賃軸の複合施設建設

2009年06月26日16時47分

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(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞2009年4月25日号)

生活科学運営(東京都新宿区)が手がける2棟目の高専賃「高根台つどいの家」が2009年6月1日開業する。
旧住宅公団(現都市再生機構・以下UR)が手がけた高根台団地(千葉県船橋市)の建て替え事業に際し、地元からの要望もあり公募方式で開設が決定されたこの物件は、老朽化団地の高齢者対応のモデルの一つとして注目を集めている。
開設のスキームや、物件の特徴などを詳しく見てみよう。

高齢者率3割物件も老朽化

 高根台団地は昭和34年に造成された公団住宅で賃貸4608戸、分譲220戸にも及ぶマンモス団地だ。
ただし、古い団地だけに住民の高齢化が深刻であり、平成19年2月に同団地の自治会が発行した会報誌によれば、高齢化率は29.25%にもなるという。
 UR(当時は公団)では、建物の老朽化が激しいことから、平成12年より建て替え事業に着手している。
その中で、住人の高齢化が進んでいることを受け、自治体が公団に対して要望したのが「高齢者支援施設の建築」だった。
 当初、自治体では、「小規模多機能型の高齢者支援施設」を要望、ある社会福祉法人に建設と運営を打診していたが、事業採算面の問題等で実現に至らなかった。
そこで支援施設にあわせ「有料老人ホーム」「特養」「高齢者住宅」のいずれかを建設する、という条件でURが事業者を公募することになった。その公募に応じたのが生活科学運営だったのだ。

運営の一部を社福に委託

こうして開設が決定した「高根台つどいの家」は、高根台団地の第1期建て替え工事(584戸)に際して生じた3600坪の遊休地を生活科学運営が購入し、建物(SRC造地立5階建て/床面積約3450平米)を建設する。
 1階は小規模多機能のうちのデイサービス部分、訪問介護事業所のほか、地域にも開放された食堂や多目的スペースが設けられる。2階は2ユニットのグループホーム、小規模多機能の宿泊部屋(5戸)の部分、要介護者専用に高専賃(25戸)として活用される。
 3階~5階については自立者を対象とした高専賃が合計32室設けられる。
 なお、運営については2階部分の高専賃および訪問介護事務所、小規模多機能の部分は社会福祉法人生活クラブ(千葉県佐倉市)に委託する。
 「生活クラブは訪問介護事業をはじめとする介護・福祉事業を千葉県で手広く展開しており、高専賃における介護サービス提供事業者としては実績・ノウハウとして十分考えました。
また、2008年6月に当社が千葉県市川市で開設した『ライフ&シニアハウス市川』でも運営については生活クラブに委託しておりますので、既に取引実績もあることが委託をする上での判断材料になりました」(生活科学運営)
 高専賃の家賃は、自立型が6万5000円(1DK/33.43平米)~11万4000円(2LDK/54.10平米)。
他に管理費+共益費が1人部屋の場合で月6万2250円、2人部屋の場合9万3750円が必要。一方要介護型が6万5000円~7万円(いずれもワンルーム/19.52平米~20.48平米)となっている。
他には管理費+共益費で5万7000円が必要だ。
 4月7日の時点で、自立型については32戸中16戸が入居契約済み、要介護型が25戸中6戸が契約済みと、開業してから契約が結ばれることが多い高専賃としては、好調な入居者募集状況と言えそうだ。

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