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薬剤師あゆみの会 生涯教育に注力 合同研修、認定制度推進

2009年06月28日11時05分

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(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞2009年4月25日号)

介護施設での医療連携、在宅医療の進展で薬剤師の役割が重要性を増している。
2009年度から薬学教育6年生もスタートし、薬剤師の職能拡大への期待はより大きくなる。薬剤師あゆみの会(事務局・大阪市北区)は平成12年に設立。以来、薬剤師の生涯教育に取り組んでいる。2008年、理事長に就任した狭間研至氏(ファルメディコ社長)に同会の活動内容、業界全体で取り込む薬剤師認定制度について聞いた。

薬剤師あゆみの会は薬剤師の生涯教育を掲げた組織。これからのかかりつけ薬剤師に必要な保険調剤、在宅医療、統合(補完)医療が学べる独自の研修を行っている。
より高度な卒後教育を実践し、地域医療を支える薬剤師の育成を目指す。
 平成12年に大阪、岡山、福岡の薬局経営者が立ち上げ、同16年に中間法人化、同18年に「薬剤師認定制度認証機構」の認証を受けた。2009年3月には一般社団法人となった。現在、関西、関東、中国、九州地方の薬局15社が加盟。薬剤師総数は600名。
 主な活動は能力別の検定試験や新人合宿研修の実施、「認定薬剤師」の認定など。新人合宿研修は大阪で平成18年から開催。
毎年50~60名が参加し、3泊4日で薬剤師につ様な知識を教え込む。
 「単独ではなく加盟会社が合同で開催することで、中身の濃い研修ができる」(狭間理事長)。
 能力別の検定試験は職場経験年数でジュニア・ミドル・シニアなどのクラスに編成。
ミドルクラスで年に2、3回の研修を実施する。基本カリキュラムじゃレベルに応じて医療薬学、薬歴管理、過誤防止、患者接遇、医療分業などを学ぶ。
Eラーニングシステムを導入しているため、ネットを通じて研修を受けることも可能だ。
 薬剤師認定制度認証機構は「認定薬剤師」を推進する機関。現在同機構のもとに大学の薬学部、薬科系大学、NPO法人、財団法人など11の団体が参加。各団体は特色を持った独立した存在で、それぞれが認定薬剤師の認定業務を行っている。
認定薬剤師取得のための単位は互換性を持っているため、複数の団体の研修を受講することも可能。
 「当会の場合、開局薬剤師が多いという特性を活かし、『在宅医療について学べる』という方針を打ち出している」(狭間理事長)
 今後は在宅医療を支援する薬剤師の認定制度の創設も検討。「高齢者特有の病気に対しての処方やケアマネジャー的観点を採り入れていきたい」(狭間理事長)。

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