200億円の債務超過 ラディアHD 上場廃止基準に抵触 - 介護施設・介護情報なら介護の安心ガイド

200億円の債務超過 ラディアHD 上場廃止基準に抵触

2009年07月03日15時18分

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(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞2009年6月25日号)

高級有料老人ホーム「バーリントンハウス」を有する「バーリントンハウス事業継承株式会社」の親会社で、人材派遣大手「ラディアホールディングス(旧グッドウィル・グループ、以下ラディアHD)」は15日、2009年6月期連結決算で200億円の債務超過に陥るとの見通しを発表。また同社が第2部に上場する東京証券取引所は、ラディアを監理ポストに移すと発表した。この処置は2期連続の債務超過は上場廃止基準に触れるため。

 介護最大手「コムスン」(2007年に譲渡)をグループ企業としていた人材派遣大手のラディアHDは2009年6月15日、同社単独の事業再生が困難との見通しを発表。産業活力再生法に基づく私的整理「事業再生ADR」で、経営再建を目指す。
 また東京証券取引所では、ラディアHDが上場廃止基準に抵触する恐れがあるとして、同社の株式を監理銘柄に指定した。
 ラディアHDは同日、2009年6月期の連結最終赤字が140億円になる見通しを発表。
赤字額は従来予想の100億円を大きく上回った。
 債務超過の要因は様々だが、世界的な景気悪化により進む、国内の製造業は派遣社員などの非正規労働者のリストラの影響をもろに受けた格好。
先日日本銀行の白川方明総裁が景気底打ちのコメントを発表したが、人材派遣事業の縮小は当面避けられそうにない。
 ラディアHDは都内に、入居金の最高3億円になる高級有料老人ホーム「バーリントンハウス」を所有。同ホームは世田谷・上用賀と三鷹市下連雀にそれぞれ「馬事公苑」、「吉祥寺」として開設している。
運営は東証1部の不動産会社・ゼクスのグループ会社、ゼクスアクティブ・シニアが行っている。
 同物件は一度ゼクス・グループに渡ったが、建物の耐震性偽装の疑いが浮上、訴訟沙汰となり、ラディアHDが引き取った経緯がある。


参考リンク:「バーリントンハウス」譲渡問題、ラディアが承継会社設立
      :バーリントンハウス馬事公苑、違反建築物 都が調査結果公表

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