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注目企業のトップが語る 「介護」・「保育」で相乗効果 人材確保にも有効

2009年07月06日11時38分

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(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞2009年6月25日号)

 「人材確保」のきっかけとして、また自治体によっては保育所設置に助成金が受けられることなどで、「介護」と「保育」の融合に注目が集まっている。保育園開設支援を行う一方、介護事業も手掛けるglobal bridge(東京都葛飾区)の貞松成社長に、語ってもらった。

先日ある団体が、待機児童に関するアンケートの結果を公表しました。
それによると、認可保育園に入所を申請し、今春に入園できた児童の割合は、平均72.6%。つまり10人に3人が待機児童となりました。
 しかし保育園が全く不足しているか、と言えばそうではありません。関東地域は、基本的に足りていないとは思いますが、「入りたい保育園に入れない」ということだと思います。
 料金が高すぎたり、遠かったり、時間が合わなかったり、と、様々な理由で”マッチ”していないのです。
 理想とする保育園とは、「家から近くて環境が良くて料金と時間も安心できて頼れる人(保育士)がいるところ」と言えるでしょう。
 とにかく保育園のニーズは高まり、ビジネスチャンスは拡大する一方で、そのニーズに応えられていない事業者は少なくありません。
特に介護事業者にとっては、有益な事業といえるのにもかかわらずです。

 2009年8月1日、千葉で介護と保育の融合施設、「Caihome(カイホーム)」を開設します。
この施設の中には、通所介護事業所「カイホームデイサービス」と保育園「カイホームナーサリー」が入ります。
 「Caihome」の狙いの一つは世代間交流です。私は長崎生まれですが、私が小さい頃は、親戚を含め、祖父母とも月に1回はあっていたと思います。それゆえ子どもの頃から、「おじいちゃん」「おばあちゃん」を知って育ちました。
 しかし、関東圏の子どもたちにおいては自分の祖父母と会う機会は、私のような田舎育ちの人間に比べると極端に少ないと思います。合ったことがない子どももいます。
 だから、せめてこの「Caihome」では、祖父母世代と孫世代の交流空間を提供したい。
自分と違う世代と触れ合うことで、両者によい刺激を受けてほしい、そう思うのです。
 「介護」と「保育」一体化の狙いはまだあります。雇用対策を含めた高い社会貢献度です。私はこれまで「保育園に入れないから仕事に復帰できない」という声をたくさん聞いてきました。逆に言えば「保育園には入れられれば仕事ができる」のです。
 特に介護事業者にとって人手不足は恒常的な問題となっています。
 「他世代間交流」、「社会的献立」、そして「人材確保」。いくつかのメリットが介護・保育複合施設にはあります。


参考リンク:カイホーム 居宅・訪問の事業所開設

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