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レオパレス 介護施設の新規開設停止 有力介護事業者の最新動向を探る 

2009年07月18日16時19分

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(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞2009年7月5日号)

「あずみ苑」「ラ・テラス」のブランドで、住宅型有料老人ホームやデイサービスなどを展開してきたレオパレス21(東京都中野区)が介護施設の新規建築を停止させる。
2009年5月に発表された2010年3月期から3ヵ年の中期経営計画の中で明らかになったもの。今後は既存施設の稼働率向上に注力する。

コア事業に経営資源集中

 同社の事業は「アパート建築請負事業」「賃貸事業」「関連事業」の3つが柱。
介護事業はリゾート事業や住宅不動産販売事業などともに「関連事業」の中に含まれている。
 2007年3月期から2009年3月期の中期経営計画の結果を見てみると、2007年は計画売上高6245億円(連結・以下同じ)に対し実績6316億円と計画を上回ったが、2008年は計画6938億円に対し実績6729億円、2009年は計画7667億円に対し実績7332億円を未達となった。
 特に2008年、2009年ともに、「アパート建築請負」「賃貸」とコア事業の合計は実績が計画を上回ったものの、ノンコア事業である
「関連事業」が計画を大きく下回ってしまっている。
中でも2009年は、関連事業の売上高計画969億円に対し実績は395億円と半分以下に留まってしまっている。
 このため、今回発表された新中期計画では、経営資源をコア事業へ集中させる意向が示されている。
一方で関連事業や連結子会社については、コア事業との関連性や収益性などを検討し、優先順位を明確化していくという。
 「シルバー事業」は、収益性、コア事業との関連性も低く、リゾート事業などとともに「モニタリング強化の領域」に区分されている。
 同社ではシルバー事業については「施設の稼働率が低く、運営部門の収益が低迷している」と分析をしており、今後の施策としては「新規の施設建築受注については停止し、既存施設の稼働率向上に注力する」としている。
ここ数年続いてきた拡大路線について歯止めがかかる形となった。


参考リンク:レオパレス21 老人ホームのブランド名変更

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