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話題の老人ホーム トップに直撃 病院建替と一体開発 約170室の大型ホーム

2009年08月01日21時04分

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(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞2009年7月15日号)

 「サクラビア成城」や「コンフォ-トガーデンあざみ野」など、高級有料老人ホーム運営に実績のあるセコムグループが高齢者住宅事業での関西進出を果たした。2009年6月1日神戸市にオープンした「コンフォ-トヒルズ六甲」について、運営会社セコムフォーとウエストの堤晃社長に聞いた。

「自立」と「介護」の中間ゾーン設置

 セコムグループ初の関西での有料老人ホームが開業しました。

堤 2009年6月1日に「コンフォ-トヒルズ六甲」がオープンしました。自立の方向け居室が111、要介護の方向け居室が58の介護付有料老人ホームです。

 施設の特徴は

堤 セコムグループとして初の医療との一体運営を行ったという点です。
もともと、この場所にあった海星病院の建て替えにあわせ有料老人ホームを新築する、と言う事業計画で、建て替え着手から、
コンフォ-トヒルズ六甲の完成まで5年におよぶ大規模なものとなりました。

 海星病院は非常に歴史のある病院だそうですが。

堤 明治2年に開院した兵庫県下でも2番目に古い病院で、神戸にあった諸外国の領事館の指定医病院にもなっていました。
7年ほど前にセコムグループの関連病院となりました。
セコムが有料老人ホームを運営している、と言うことは関西の人はほとんど知りません。
そのため、神戸で知名度のある海星病院の存在は、入居者募集活動の上でも大きく役に立ちました。

 病院と有料老人ホームはどのような連携を行っているのですか。

堤 病院とロビーと、有料老人ホームのロビーは専用エレベーターで結ばれています。また、入居者が病院で診察を受ける場合には、自室で待機してもらい、順番が着たらスタッフが呼びに行く仕組みになっています。
もちろん、日常有料老人ホームには海星病院のスタッフが詰めています。

 自立者向けの居室が多いようですが、介護サービス体制などはどうなっていますか。

堤 「自立者向け」となっていますが、実際には要介護2ぐらいまでの方が多く入居しています。
当社としては3割ぐらいは要介護の人だろう、と考えていましたが、実際にはそれより多くなっています。
館内には、「カレア」という要介護と自立の中間的ゾーンを設けています。これは「入浴のときだけサポートして欲しい」など、ちょっとした手助けが必要な方向けに、食堂や個浴などを備えたものです。
必要に応じて、このカレアゾーンを利用してもらうことで、なるべく長く自立者向けの居室で生活してもらえるようにしています。

申し込みベースで約6割の入居率

 要介護度が進んだら、要介護者向けの居室に移れるわけですね。

堤 追加費用なしで移れます。そして、この場合に特徴的なのが、要介護者向けの居室に移ったとしても、これまで使っていた自立者向け居室の利用権はそのまま残す点です。
「要介護室に行ったら戻れない」というのでは、本人も希望をなくしてしまいます。「元気になれば戻れる」という環境を用意することが大切だと考えています。

 現在の入居状況はどうでしょうか。

堤 2009年7月3日現在で、入居者は自立者向けが12室、要介護者向けが5室です。8月末までに入居を完了する予定が13室あります。入居申し込み済みも約6割あり、当初目標としていた「1年間で入居率50%」は達成できそうな感じです。

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