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チャーミング・スクウェア芦屋 固定資産税・不動産取得税滞納 市と県が差し押さえ

2009年10月12日10時40分

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(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞2009年9月25日号)

 兵庫県芦屋市の大型介護付有料老人ホーム「チャーミング・スクウェア芦屋」(以下CS芦屋)の土地・建物を保有する特定目的会社芦屋シニアレジデンス(愛知県名古屋市)が不動産取得税・固定資産税の滞納でそれぞれ兵庫県・芦屋市より差し押さえを受けた。このまま税金の支払いが行わなければ公売・競売となる見込みだ。

 「CS芦屋」は平成7年3月の開設で、総戸数578戸。当初はゼクス(東京都港区※当時は千代田区)が土地・建物を保有し、その子会社が運営を行っていた。
 しかし、ゼクスは昨年9月に医薬品販売の富士薬品(埼玉県さいたま市)が設立した芦屋シニアレジデンスに土地建物を151億円で売却。運営会社も手離した。
 ところが今年2月になり、一転してゼクスが運営会社の株式39.0%を取得し再び運営に参画するなど、その所有・運営についてはめまぐるしく変化をしている。
 芦屋市によれば、昨年までは所有者であるゼクスから固定資産税がきちんと支払われていたが、新たに所有者となった芦屋シニアレジデンスからは、今年1月から6月までの固定資産税3200万円が支払われなかったために、今月に入り差し押さえに踏み切ったという。
 「今回差し押さえたのはあくまでも所有者である法人の財産ですので、運営会社の財産は無関係です。したがって現在の入居者が退却をすることになったしても、入居時に預けた保証金が戻ってこない、ということはないでしょう」と芦屋市は語る。
 しかし、指し押さえという事実が明らかになったことで、入居者や関係者に与える動揺も大きいと思われる。
運営者側では動揺を慎めるべく連休の間に入居者に対する事情説明会を行った。しかし、今後は、現在1割ほどと言われている入居率がさらに低下する可能性も高い。
 なお、CS芦屋はそれまで住宅型有料老人ホームだったが、今年6月に全戸特定施設となっている。
 これについて芦屋市では「CS芦屋の入居率低迷は市にとっても懸念材料。特定施設となることで、高齢者に対し安心感を与え入居率の向上につながると判断した」と語る。
 しかし、この時点で所有者側は税金滞納をしていたわけであり、例え運営会社別法人といえども、そうした施設特定施設としてお墨付きを与えた自治体の見識も問われそうだ。


参考リンク:”滞納報道”にゼクス反論 「特定目的会社とは資本・人的関係なし」と
      :チャーミング・スクウェア芦屋 税金滞納問題のその後

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