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日清医療食品 小規模施設向け食事サービス注力 介護・医療 注目サービス

2009年09月14日21時26分

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(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞2009年8月5日号)

 厨房受託サービス最大手の日清医療食品(東京都千代田区)が有料老人ホームなど福祉関連施設の受託を拡大している。
2007年導入した、小規模施設向け低価格の食事サービスにも注力する。
1日90万食を供給する同社の最近の取り組みをレポートする。

 小規模施設を中心に採用を働きかける食事サービスが「TT-PACKAGE」。
従来のクックサーブ(厨房受託方式)と調理加工食品を用いたプレクック方式の食事提供をバランスよく組み合わせた。
調理済みの主菜、副菜を提供し、施設側の食事サービスにかかるマンパワーの削減に大きな効果を発揮する。
 食事サービスのニーズが多様化する中、サービス向上、安全、品質、環境などを考え、物的・人的資源を最大限に活用した食事サービスのシステムだ。
 「特に人手を集めるのだ大変な朝食の準備を簡単にできるのが利点」(総務本部総務部広報課、邑口達也課長)。
 既製の弁当とは異なり、温かみがあり手作りの良さを演出。
四季折々の食材を採用する。食材アイテム数は約140。常食だけではなく、治療食の領域も含めた献立を用意する。
 プレクックとクックサーブを組み合わせたことでエネルギーコストを抑える効果もある。
食品の加工処理が少なくなるため、ゴミの量も減少する。
 2007年から販売を始め、導入先受託件数は現在約100ヵ所。2009年期中には200ヵ所の導入を目指す。
 近年の食品の安全性の問題を受け、食品の安全対策にも全社一丸で取り組んでいる。
2008年10月、商品統括部内に食品管理課を設けスタッフ4名を配属。日常的な安全対策に余念がない。
 全国の工場視察や食品検査会社に依頼し自主検査などを実施。同時に食品の生産・流通の管理や品質の向上を高めるためのトレーサビリティに関する教育・研修は各支店単位で定期的に行っている。
 2008年度(平成21年3月期)の連結売上高は前年比3.9%増の2010億6200万円。
経常利益は84億7300万円。前期末の顧客数は前年度比1.7%増の4169件(単独)。
グループ全体では5904件にのぼる。単独では病院・医院が30件減ったが、介護福祉施設が88件増えた。
 特に有料老人ホームなどの受託が59件伸びた。
 受託件数の内訳は医療施設が1850件で44.4%、介護福祉施設が2144件で51.4%を占めた。
 業界内でのシェアは連結で24.5%、単体で22.9%を占め最大手。
1日あたり90万食を提供している。今期の連結売上高は2065億円、経常利益は120億円を計画。老健、病院、特養の給食業務の外注化率は6~7割。成熟の領域に入ってきていると言えるが、同社の試算によればマーケットの拡大余地は大きい。
3年後の市場規模は現在より770億円増え1兆8890億円。外注残存マーケットは1兆円以上あるという。
 「4分の1を占めるシェアを武器にノウハウをさらに蓄積し、新サービスの開発にも取り組んでいきたい」(邑口氏)。

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