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まちがっていた「長期ケアの大原則」

2008年09月11日11時55分

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寝たきりにしないために・ならないために
わが国では、長い間「療養する」「養生する」言えば栄養のあるものを食べて「ゆっくりねている」のが最上とされてきました。
→「Bed is Best」
という理想でした。
しかし、急性の病気が落ちついていた老人の場合は、全くあてはまりません。人間の体は動かさなければ、どんどん退化します。関節が固まり(関節の拘縮と言います)、足腰の筋肉が細くなり衰えます。元気な若者でも、1週間寝たきりの生活をさせたところ、その半数は歩けなくなったそうです。一旦、寝たきりの状態になると肉体的にも、さらには、精神的にも「立ち上がる」ことが非常に難しくなります。寝たきり状態となってしまうと、今度は、自分でもできるだけ身体を動かさなくなってしまいます。同時に、介護する方も大変な労力の負担が増えてしまいます。
→うごかさない
→筋肉がかたくなり、細くなる
→体が動かしにくくなり、動きたいという気力が低下する
→世話をする手間が増え、体を動かすための介護努力も大変となる
→ますます、動かせなくなり
→動かさなくなる
という悪循環に陥ってしまします。したがって、
 「寝かせきりはダメ」=「Bed is BAD」
世話をする人もされる方も得することは何もありません。寝たきりにさせないようにするケアが大事です。
寝ていた方が介護は楽そうにみえますが、実際はそうではないのです。できるだけ体を動かすような方向性で、考えます。
・布団  よりは ベッドでの生活を
・端座位(座る) よりは できるだけ立つように
・手すり・バー・椅子等を活用しましょう(但しこけないように)
厚生省によると高齢者の4割近くがなくなる前に半年以上寝たままになるということです。また、5人に1人は2年以上妻の介護状態が続くといっています。
情報提供元: JMCさん

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