秘伝1 至れり尽くせりな電動車いす(2) - 介護施設・介護情報なら介護の安心ガイド

秘伝1 至れり尽くせりな電動車いす(2)

2008年09月14日20時17分

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■移動が快適なだけではなく、座り続けることは疲れることという前提の「チルト」機能
座ったときの写真  
▲ 電動車いすに普通に座ったときの写真。
感動している私を見ていたペルモビールの方はさらに興味深いことを教えてくれた。
「ところで、リクライニングってありますよね?リクライニング機能は高齢者の身体の負担を配慮しているとは言い難い機能なんですよ。」
私は驚いて、その先の言葉を待った。リクライニングという言葉からはゆったりとした座り方や癒しといったキーワードが連想されがちだが、実はそうではない、という指摘に驚いたのだ。
「実は、リクライニングという姿勢は身体に大きな負担が掛かるんです。私たちはリクライニングシートに座って背中を傾けて休むときに、体重移動を自然としています。腹筋を使って、お尻の位置を絶妙にずらして、気持ちの良い状態を自分自身の力で作っているわけです。」
確かに、あまり意識したことはなかったが、全くお尻の位置をずらさずに、背中を傾けるとお尻が痛くなったりする。この傾向は特に高齢者だとより感じやすい。
よく考えると、自然な重心移動が難しいので足腰が不自由な高齢者は電動車いすを利用しているのに、リクライニングシートは、自然な重心移動を要求する。それは大きな矛盾だ。
それに対して、ペルモビールでは「チルト」という機能を採用していると言う。チルトの場合、背中を倒すだけでなく、足も上にググっと上げてくれる。実際に乗ってみるとよく分かるが、本当に大違いだ。自然な重心移動を出来ない体でも、チルト型であれば優しく体を傾けてくれる。
チルト機能 ▲チルト機能を使い、足を持ち上げながら傾けたときの写真。
足を持ち上げているところのアップ ▲足を持ち上げているところのアップ。これがあると本当に体の負担が減る!
■電動車いすだと思ったら、水平に寝ることもできるわけ?
そして、私の驚き体験はまだ終わらなかった。なんと、電動車いすだと言うのに、ベッドのように使え、寝ることまで出来るようになっていると言う。グイン、とペルモビールは音を立てながら、ゆっくりと変化し、ベッドの形に変わった。
傾けてみたときのイメージ ▲実際にベッドのようにペルモビールを傾けてみたときのイメージ。
ペルモビールは、ふと体を休めたいときや体のバランスを変えたいときにも有効、というわけだ。
■そのまま、実質的に立つこともできるんだ!
一部のペルモビール製品では、足腰が弱い人も力む必要なく立ち上がることが出来る機能が搭載されている機種もある。立ち上がることが出来れば、少し上に置いてある荷物を取るときに誰かに助けてもらう機会は減ることになる。
立ち上がることが出来た ▲右のジョイスティックを自分で操作するだけで簡単に立ち上がることが出来た。
実際に自分で試してみたが、すごく簡単な操作で立ち上がることが出来た。最初、電動車いすで立ち上がるということに違和感を感じたが、実際に立ち上がってみると、すごく自然だった・・・。体に負担がなく、スッと立ち上がることが出来るのだ。右手側についているジョイスティックを軽く触れるだけで安全なスピードで立ち上がる。
これは‘新しい足’だ!電動車いすという概念や性能を大幅に凌駕している。
■一体、こんな至れり尽くせりの電動電動車いすを作る会社って、どんな会社なの?
ところで、この電動車いすを作っているペルモビールという会社はどんな会社なのか、詳しく聞いてみた。すると、福祉国家スウェーデン生まれの電動車いすだということが分かった。しかし、話を聞いていて最も驚いたのは、スウェーデンでは、電動車いすのことをペルモビールと称すということだった。「ペルモビール」という言葉が電動車いすの一般名詞として浸透していると言うのだ。しかも世界21カ国で販売網を築いているグローバルな企業だということも分かった・・・。では、果たして、日本においても、ペルモビールの電動車いすを購入できるチャンスはあるのだろうか?
実は最近になって、日本にも進出。スウェーデン大使館の中から始まり、赤坂に移転し事業拡大をしてきているそうだ。というわけで日本に住んでいても、ペルモビールの商品を購入することは出来るようだ。
もう既に感度の高い人の間で少しずつペルモビールは浸透しつつある。日本の中でもこれから、電動車いすでの生活ということに関する価値観が少なからず変わっていくかもしれない。こういった電動車いすを通じて、足腰が弱くなったとしても外出機会を大事にするライフスタイルが広まっていくと良いと思う。
ペルモビールのことを多くの電動車いす利用者や外出希望者に勧めたい気持ちはあるものの、実際に購入できる人は、限定されてしまうと思われる。価格については、やはり高めだ…。安いものでも60万円近く、現在の売れ筋商品の価格帯は、100万円前後とのこと。フルオーダーフル装備の場合は、300万クラスのものもある。このような高価格商品ではあるが、ペルモビールの電動車いすに試乗して、快適な乗り心地やこだわり機能に感動して、その場で購入を決める人も珍しくないらしい。
販売エリアに関しては、現状は、東京を拠点とする営業活動が中心であるため、試乗できる人の範囲は首都圏在住の方が中心であるが、これからは、販売ネットワークを拡充して、首都圏以外での試乗機会を提供していきたいとの考えがあるようだ。日本においても、ペルモビールの電動車いすが、徐々に存在感を大きくしていくことになりそうだ。
■改めて、読者の方と一緒に考えたい「移動器具で不便なところはどこ?」
さて、今後の動向も楽しみなペルモビール社と老人ホームマップでは共同で、「今までの電動車いす・杖などの移動器具を使っていて、不便だと感じること」を募集します。皆さんから集まった意見を参考に、電動車いすを活用した快適生活の提案に生かしていきたいと考えています。
ペルモビール社のご好意により、皆さんから集まった声の中で、特に参考になった意見に対して、ペルモビール社からプレゼントを提供してもらえることに!プレゼント内容は、ペルモビール社の企業理念でもある「多くの方に、外出してほしい」という思いを込めて、「旅行券」です。多くの方の意見をいただきたく、多くの方にペルモビールの電動車いすを知っていただきたく、合計11名様に旅行券を、意見を届けてくれた方全員に小冊子をプレゼントいたします。1名様に5万円分旅行券、5名様に2万円分旅行券、5名様に1万円分旅行券。残念ながら、旅行券をプレゼントできなかった方に対しても、意見提示していただいたお礼として、電動車いすに関する考え方をまとめた小冊子をお送りいたします。
募集内容:今までの電動車いす・杖などの移動器具を使っていて、不便だと感じること
応募期間:9/15~10/15
募集項目:以下の7点をフォームより応募
1)氏名
2)メールアドレス
3)郵便番号・住所
4)電話番号
5)外出に苦慮されている方の年齢と居住地域
6)その方との関係
7)応募内容
「今までの電動車いす・杖などの移動器具を使っていて、不便だと感じること」応募フォーム
プレゼント該当者の発表は、11月上旬に、老人ホームマップのサイト上でお知らせします。
ペルモビール株式会社
電話 03-3560-3678(代表)

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