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新型インフルに備えよ ”特需”に沸く対策商品 ピーク時推計76万人感染

2009年10月26日14時38分

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(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞2009年10月5日号)

 新型インフルエンザ対策関連商品が今、”特需”に沸いている。
背景にあるのは、この秋・冬で流行必至と言われている新型インフルエンザの脅威だ。特にスタッフのみならず、利用者や患者への院内感染もあり得る介護事業者や医療機関は、しっかりとした防衛策が求められている。

■2009年新型インフルエンザ
豚インフルエンザ」、「swine flu」、「H1N1 flu」とも呼ばれる。今年4月にメキシコでの流行が認知された後、世界的に流行。
WHOは6月11日に「フェーズ6」を宣言。

インフル感染大半が「新型」

 「新型インフルエンザ対策の商品が飛ぶように売れている。感染対策関連商品の売れ行きは倍増どころか、マスクや消毒液などは前年比30倍以上になる」
 介護施設・医療機関向け商品カタログ「アスクル メディカル&ケアカタログ」を発刊するアスクル(東京都江東区)の吉岡晃メディカル&ケア事業部長は、そう話す。
ハンドソープやうがい薬などの商品の受注激増もさることながら、「特にマスクは数万個単位で仕入れても、その日のうちになくなってしまう状況。こうしたのは当社始まって以来」という。
 ”酵素フィルター”を特色とした空気清浄機の販売代理店、ゼロ(東京都台東区)の小池宗人社長も「このところ空気清浄機の売れ行きが半端でない。このままだと年内に注文を受けきれない状況になりそうだ」と、現在1000台以上ストックする在庫数を気にする。
 それもそのはずで、国立感染症研修所は先月28日、9月20日までの1週間で、インフルエンザに感染し受信した推計患者数は約27万人と発表。その前週の約18万人から約1.5倍に増加している。
 その患者数の大半は新型とみられ、都心部での流行が拡大し、特に夏休み明けから増加傾向に転じている。

「このままだと危機的状況」

 同じく国立感染症研究所が先月末に公表した定点観測対象の全国約5000の医療機関で、新型インフルエンザ感染で受診した患者数は合計2万3275人。
1医療機関の平均患者数が3ヶ月近く連続で増加している。
 衛生に関するコンサルティングを行う生活環境デザイン研修所(東京都品川区)の鶴田克彦社長は「このスピードで感染者が増加すると、危機的状況になる。特に体力のない高齢者の感染予防は急務」と深刻な状況を指摘する。
 厚生労働省が公表した「流行シナリオ」では、感染者ピーク時の患者数は、1日約76万人とみている。
 こうした状況から、法人の新型インフル情報のニーズも爆発的に高まっている。
 総合PR会社のプラップジャパン(東京都渋谷区)はそのニーズに応えるべく先月15日、新型インフルエンザに関する情報を一目で把握できる無料情報サイト「備えよう.com 新型インフルエンザ」を開設。新型インフルエンザに関する情報を同サイトに集め、公開していく。


参考リンク:ゼロ(小池宗人社長) 空気清浄器、売上急増 酵素フィルタに特色99%の殺菌効果
      :プラップジャパン(会沢尚美取締役) 法人向け情報サイト開設 情報収集の負担減図る

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