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京都マイケアプラン研究会(小國英夫世話人代表) ケアプランを自ら作成

2009年11月11日13時57分

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(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞2009年10月15日号)

 「ケアマネジャーにケアプランを作成してもらう今の介護保険制度は、高齢者の『自律性』を損なうもの」という考えから、自分たちでケアプランを作成することを目的に活動しているのが京都マイケアラプラン研究会(京都府京都市)だ。
小國英夫代表に活動内容などについて話を聞いた。

10年前にスタート約100人で活動

 会の概要について教えて下さい。

小國 平成11年に設立されました。会員は約100人。いわゆる「アクティブシニア」が中心で平均年齢は65歳です。
会員の大半は関西地区在住ですが、一部首都圏在住者もいます。
活動は毎月1回、介護保険の利用に関してなど、さまざまなテーマでの勉強を行なうのが中心です。

 会はどのような経緯で誕生したのですか。

小國 私は以前、社会福祉法人で勤務をし、老人ホームの施設長なども経験しました。
そこで、自分の望まない生活をしている高齢者を見てきました。当時は「措置制度」の時代であり、行政の考えでケアを行っていました。そうした中で「個人の意思が尊重されるケアの仕組みが必要だ」と考えていました。
そんなときに介護保険の制度ができるということで期待をしたのです。

 介護保険制度には、どのような評価をしていますか。

小國 全くの期待外れです。今の介護保険では、ケアマネなしではケアプランを作れません。
また、実際にサービスを受ける場合にもヘルパーや介護士など専門家に依頼しないとできません。
これまでは利用者の自主性・主体性がありません。私は利用者自らケアプランを作り、自分の受けたケアを受けるべきだと考えます。

 ケアプランは自分で作れるのですか。

小國 勘違いしている方も多いのですが、ケアプランは自分で作成できます。自治体によっては、自分たちの手間がかかることを嫌うために「ケアマネ」と門前払いの姿勢のところもありますが、自治体は、利用者本人が作成したケアプランであっても、利用制度額を超えていない限りはそれを拒否できません。

 会ではケアプランの作り方を学んでいるのですか。

小國 実際に自分でケアプランを作る、ということにはこだわっていません。
肝心なのは考え方です。すなわち、自分が老いたときに「どういった生活をしたいのか」ということを、前もって考え、それを表明することが重要なのです。

  

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