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内外テクノス 室内環境改善に 有機酸、VOC放散抑制効果

2009年11月23日11時26分

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(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞2009年10月15日号)

 内装工事や建材の販売を行いっている大林組子会社の内外テクノス(東京都新宿区)では、建物内装の美観を保ちながら室内環境を整えることができる水性コート剤を開発。介護施設での導入が進んでいる。入居入れ替え時の生活臭を防ぐ有機酸、VOC放散抑制効果が注目されている。

 内外テクノス(東京都新宿区)では、内装材料から放散される有害なVOCはもとより、近年シックハウス症候群への関与が示唆されはじめたギ酸についても、その放散を制御できる内装材料向けコート剤「NANOVコート」を開発。
NANOVコート」は、フローリングや壁紙、クローゼットや建具、家具などに塗布するだけで、表面の美観を保ちながら建材などから発生する有害物質の放散を従来品以上に制御することができるという。
賃貸マンションや老人福祉施設など、入居者の入替え時の染みついた生活臭を改善し、かつ、美観維持、抗菌性の付与を行う用途としても有効に機能するという。

 今回開発したNANOVコートは、内装材料の表面に塗布するだけで材料表面に微細なナノバリ層を設け、これによって内装材料から放散される有機酸ギ酸酢酸)、カルポニル類ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド等)、芳香族類トルエンエシレン等)、エステル類テルペン類TVOCのすべてを幅広く抑制する効果を有している。
 この商品の最大の特徴は、皮膚や粘膜に強い刺激性を有することから近年シックハウス症候群への関与が示唆されているギ酸に着目し、その放散抑制を可能にした点と、ホルムアルデヒドをはじめとした有害物質の放散抑制効果を飛躍的に高めた点にある。
 ギ酸は、美術館や博物館では絵画や銅板などに変色や腐食などの影響を及ぼすため、すでに酢酸とともに重要な室内空気汚染物質に位置づけられており、基準値も設定されているという。
 「大形チャンバーによる子供部屋を想定した居室でのシュミレート実験では、有機酸ギ酸、酢酸)、カルボニル類ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド等、芳香族類トルエン、キシレン等)、エステル類テルペン類TVOCすべてに対して幅広く放散抑制効果が確認できました。
また、パイロット施工物件として、根津美術館増築工事、東京国立博物館独立展示ケースなど、きわめて綺麗の厳しい案件でも優れた有機酸抑制効果が確認されています」(内外テクノス、我妻信行開発室長)
 上記試験結果では、NANOVコートを居室の表面の塗布した場合、未塗布に比べて放散量は、ギ酸で15%、酢酸では60%抑制されており、ホルムアルデヒドは4分の1に、トルエンは9分の1まで抑制する結果が得られている(JTSの大形チャンバー法による試験に抑制する結果が得られている)という。

 NANOVコートには、この他にも次のような大きな特徴がある。
①材料表面に設けられた微細なナノバリア層は、壁紙などに吸着した生活臭の放散抑制に優れた効果を発揮。
②耐久性や耐薬品性に優れ、かつ耐候性に耐菌性にも優れた効果を発揮する。しかも、素材本来の風合いを損なわない。
③これまでどのコート剤も実現できなかった寸法安定性を付与できる。
④VOCの放散が問題視されてきた家具にもコ―テョングが可能といった点だ。
 「NANOVコートの用途はさまざまです。フローリング、合板、家具、クローゼット等の製品へコーティングによる商品付加価値の向上が可能で、工場で吹き付けにより塗布が可能なため、予め製品に塗布することにより表面の美観維持が可能となります。
また、合板など木質建材には、ナノバリア層によるアンモニア有機酸VOCの放散抑制、抗菌性、寸法安定性も付与できます。
顧客の要望に応じた対応も可能となります」(内外テクノス、若松英嗣課長)
また、シックハウス対策以前の建物の改修の際にも大きな効果が発揮される。
2008年夏に、高等学校が校舎建替えに伴い設けた仮設校舎で、建材から放散されるVOCによって、大規模シックスクール問題が発生しているが、このようなプレハブや仮設住宅にも安易に施工できることから、シックハウス予防対策としても利用できる。
さらに、既設の建物のメンテナンス用途としてもメンテナンスとして使える。
 

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