オールライフメイト 3棟目のホーム来年4月豊島区に開設

(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞2009年11月15日号)

 ジャスダック上場のカー用品メーカーであるカーメイト(東京都豊島区)の100%子会社オールライフメイト(同)は、来年4月、4年半ぶりの新ホーム「グレースメイト椎名町(仮称)」をオープンさせる。
現在までの軌跡、今後の展開について話を聞いた。

週3回往診など医療面充実図る

 介護事業参入のきっかけは。

代島 10年前ほど前より自動車産業自身の伸びの鈍化が見られるようになったこともあり、カーメイトも新たなビジネスを立ち上げる必要性がある、と考えていました。
さまざまなビジネスについて検討した結果、有料老人ホーム事業がいいだろう、ということになったのです。
平成13年に100%子会社として当社が設立され、翌年に「グレースメイト松戸」を、4年前に「グレースメイト鷺ノ宮」をオープンさせています。

 現在の状況は。

代島 「松戸」は入居率95%、「鷺ノ宮」は満室です。
当社では「介護サービスは必要としている人に十分に行き渡らなければ意味がない」と考えており、入居費用を安く設定しています。
また、これに加えて医師の訪問を週3回にするなど医療サービスの充実を図ったことが、好調の理由だと思います。
また「松戸」については12月より看護師が24時間常駐します。
140室近い規模のホームで看護師が24時間常駐するには最低でも10人は確保する必要があるのですが、何とか集めることができました。また入居者が病院へ行く場合にも、ケアスタッフではなく、医療に詳しい看護師が同行するようにしています。

 今後の展開についてはどのように考えていますか。

代島 この事業を始めるとき、「とりあえず5棟は開業する」という目標を立てました。ただし、むやみに借入れ起こすことを避けるため、
「前の施設の借入金を全部返済したら次のものを開業する」という基本となるルールをつくりました。
それを考えると、そろそろ次の施設を開設する時期だと考えており、準備に向けて動いていました。
来年4月に3棟目となる「グレースメイト椎名町(仮称)」を都内に開業することになりました。

塩漬けとなった案件を引き継ぎ

 どのような経緯で開設するに至ったのですか。
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代島 先月末に倒産した有料老人ホーム運営会社のグラシアスが進めていたプロジェクトを引き継ぐことにしました。
もともと土地所有者が建物を立て、グラシアスが賃貸して昨年8月に開業する計画でした。
もう建物は完成しているのですが、経営がおかしくなったグラシアスが家賃を支払わなかったため、オーナーが賃貸借契約を解除して新たな賃借人・運営者を探していたのです。
そこで当社も名乗りを上げたのです。20ぐらいの事業者が手を挙げたそうですが、最終的に当社に決まりました。

 どのようなホームになる予定ですか。

代島 グラシアスは居室を30平米台~50平米台とし、高い部屋については入居金6000万円台とする計画でした。
しかしいくらJR池袋駅の近くの好立地とはいえ、これではあまりにも高価格すぎて入居希望者は見込めません。
そこで、当社の方で部屋を20平米台~30平米台に新たに仕切り直します。居室数は72で、うち7室については2人入居とします。入居一時金は年齢により変えていきますが、標準で1500万円、月額利用料は21万円程度にしていく考えです。
すぐ近くにある「鷺ノ宮」が現在満室で新規入居を断っている状況ですので、そうした人たちの受け皿にもなると思います。

 今後、さらに開設を進めていく考えは。

代島 先程説明したように、5棟までは開設を進めていきます。
エリアとしては東京都内、できれば東部地区を除くエリアが理想です。建物は賃貸での展開です。規模についてはスケールメリットを変え100室クラスを基本としていきます。
また新規開設だけではなく、条件があえばM&Aについても検討していきます。

<会社概要>
商号:株式会社オールライフメイト
代表:村田隆昭
本社:東京都豊島区東長崎5-33-1
設立:平成13年5月30日
資本金:1億円(カーメイト100%出資)