(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞2010年1月15日号)
衛生製品などの製造・販売を手がけるスターク製薬(茨城県水戸市)は、空気中のウイルスやカビ菌を除菌する商品を開発した。
新型インフルエンザの予防にも効果を発揮。
二酸化塩素を使用した液体商品で、スプレー型や加湿器への充てん型、ゲル型などを製造する。
主に病院や介護施設、消防署などで採用実績がある。特許技術も取得する。
濃度の調整、容器の工夫などにより、二酸化塩素ガスが持つ能力や安全性を最大限に発揮できるような商品として開発。
細菌・カビ・ウイルスなどの除菌と腐敗臭・カビ臭などの消臭に効果。菌の増殖と悪臭の発生と長期間制御する。
大腸菌や黄色ブドウ球菌、MRSAなどの病原性細菌に対し、次亜塩素酸ナトリウム、ポビヨンヨード、エタノールなどの従来の消毒剤成分と比較しても、10倍から10万倍以上の効果があることが検証されている。
二酸化塩素はオゾンや次亜塩素酸などと異なり、水中の有機物と反応しても有害な発がん性物質トリハロメタンなどを生成しにくいことも特色。スプレータイプは500mlの容器入り。除菌したい箇所に直接噴霧する。
ゲル剤では特許技術によりガスを継続的・安定的に発生されることに成功。においが気になる場所におくだけで効果を発揮する。
気化式の加湿器用除菌液の場合は、水で100分の1ほどに希釈し室内に噴霧。
2リットル容量のタンクで二酸化塩素水溶液を約20cc混ぜて使用し、10時間ほど効果が持続する。加湿器用除菌液は1リットル入りで50回使用できる。
「二酸化塩素は低濃度でも非常に効果があり新型インフルエンザ(H1N1)の予防に最適と言われている」(佐藤英明取締役)。
日本防菌防黴学会でも低濃度二酸化塩素がウイルスの不活化に有効的との発表もされた。
そのほか、スプレータイプの詰め替え用として10リットルタンク(20本分)も用意する。
研究に約3年を費やし昨年から販売を開始。既に茨城県内を中心に約100ヵ所で採用される。
特許技術は二酸化塩素を液化させる発生過程や持続させるノウハウで取得した。価格はオープン価格。
現在では市町村の消防本部で採用が進む。患者を病院搬送した救急車の車内消毒用として常備されている。そのほか病院、クリニック、宿泊施設、教育現場など人が長時間滞在する場所で採用されている。
同社は感染予防を目的とした商材の開発・販売を手掛ける企業として昨年3月設立。事業所向けに衛生対策に関連する研修や講義も行う。同商品の発売網として代理店を20社ほど組織化する。
参考リンク:国際興業 銀イオン活用 ウイルスを死滅、増殖防止
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