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老年期認知症の主症状と周辺症状

2008年12月01日01時56分

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認知症は主症状と、周辺症状に分かれるが、家族にとっては周辺症状の負担のほうが大きいといわれている。ここで一度、主症状と周辺症状に関して整理をしたい。
主症状
1)記憶障害
認知症の記憶障害は自分の経験をすべて思い出せなくなることに特徴がある。
2)認知機能障害
計算力などの様々な認知機能が障害を受ける。
例)買い物時に計算が出来なくなる。
3)理解力、判断力の低下
様々なことを理解したり、判断したりする能力が衰える。
例)高価な品物をいくつも購入してしまう
4)失行・失認
失行はある行動が出来なくなること。失認は聞くことや見ることが出来なくなること。
例)服を着たり脱いだりすることが出来なくなる。(着衣失行)
例)鏡に映った自分を他人だと思い、話しかける。(失認)
5)性格変化
今までの性格とは異なる性格が現れたり、今までの性格が際立ったりすること。
周辺症状
1)抑うつ状態
生きる気力がなくなり、自分から何もしなくなる状態。
2)妄想
事実ではないことを事実だと信じ込んで主張するもの。
例)財布を盗まれたと叫ぶ(物盗られ妄想)
3)徘徊
本人は目的をもって歩いているつもりだが、途中で行き先が分からなくなること。
例)夕方になると、かつての我が家に帰ろうとする(夕暮れ症候群)
4)失禁
尿意が感じ取れなくなったり、トイレ位置が分からなくなる、トイレの使い方が分からなくなることからもらしてしまうこと。
5)作話
自分の経験談をまるで本当のことのように作り上げてしまうこと。脱落している記憶を埋め合わせるために作り上げるパターンが多い。これを当惑作話という。
6)異食
食べられないものを食べようとする行動。

7)弄便

便をいじったり、壁に塗りつけたりする行動。オムツに排便した後で放置しておくと、便の感触を嫌がり、手で便をいじることがある。
以上のように老年期認知症の主症状と周辺症状は分類出来る。

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