バーリントンハウス馬事公苑、違反建築物 都が調査結果公表 - 介護施設・介護情報なら介護の安心ガイド
  • Home > 介護ニュース > バーリントンハウス馬事公苑、違反建築物 都が調査結果公表

バーリントンハウス馬事公苑、違反建築物 都が調査結果公表

2008年12月05日20時57分

ソーシャルブックマーク

印刷 

(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞11月25日号)
 旧グッドウィル・グループ(現・ラディアホールディングス)が開設した高級有料老人ホーム「バーリントンハウス(以下BH)馬事公苑」(世田谷区)が耐震強度で疑問視されていた問題で、東京都は12日、耐震強度不足と断定。ラディアへ同ホームの大幅改修を指示した。
 東京都は11月12日、「BH馬事公苑」について「一部保有水平耐力が基準値に満たず、違反建築物であると判断した」と発表した。
 BH馬事公苑はコムスンの介護事業からの撤退に伴い、BH吉祥寺とともにゼクス(東京都千代田区)に210億円で譲渡することが決定していた。しかし、昨年11月にゼクスが施設の立入り調査を行ったところ、設計図面との相違点が見付かり、建物の耐震性能に疑義が生じたため、建物の譲渡は行われず、ゼクス(ゼクスアクティブ・シニア)が賃借し運営を行っていた。しかし、先月ラディアが「ゼクス側の家賃滞納」を理由に譲渡契約を白紙に戻すと発表。それに対しゼクスが反論するなど、状況は混迷していた。
 今回の一件に対しゼクス側では「昨年の譲渡契約締結時に『法規違反の建物は譲渡を受けない』と定めている。現在は当社子会社で運営を行っているが建物の譲渡を前提とした上での賃借・運営であり、譲渡を受けない以上運営も手離す。BH吉祥寺も馬事公苑と一体化した契約となっており同様」とコメントしている。
 ラディア側では、今後建物の譲渡先、運営者を探していくことになるが、そのためには建物の大幅な改修が必要で、建築主のラディア、監理者の建築企画設計、施工者の東急建設のうち、どこに今回の建規法違反の責任があるのかをはっきりさせる必要がある。また、改修を終えたとしても法規違反でイメージの失墜したBHの取得・運営に名乗りをあげる事業者は多くはないと思われる。問題の解決には時間がかかりそうだ。


参考リンク:「バーリントンハウス」譲渡問題、ラディアが承継会社設立
      :200億円の債務超過 ラディアHD 上場廃止基準に抵触

PRエリア