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介護生活を送る多忙な人に、裁判員制度で裁判員候補者通知が来たら辞退できるの?

2008年12月07日19時15分

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裁判員制度が2009年5月よりスタートする。裁判員制度とは国民から選ばれた裁判員が刑事裁判に参加するという制度だ。裁判員は刑事裁判出席して証拠を見たりしながら、裁判官と議論して、被告人の判決を考える。
しかし、一方で、介護生活をしている人にとっては、「私が裁判員制度でいなくなったら親の命に関わる!」「多忙すぎて参加する余裕がない」なんていう意見もちらほら。実際、民主党の山井和則氏の議会での質問によると、『今後、裁判員制度が予定されているが、「裁判員制度に関する意識調査」では、介護が必要な家族がいる場合、「義務でも参加したくない」と四二・四%の方が回答している』という。問題、介護を理由に辞退することは出来るのだろうか?調べてみると、最高裁判所のサイトで、以下のようなQ&Aを見つけた。
Q.自宅に要介護者がいるときは無条件で辞退できるのですか。また,要介護者がいても,預ける人がいたら,辞退はできないのですか。
A.
介護をしている人がいるというだけで,直ちに辞退ができるわけではありませんが,裁判員法及び政令では,「介護又は養育が行われなければ日常生活を営むのに支障がある同居の親族」等の介護や養育を行う必要があれば辞退の申立てができるとされていますので,介護や養育がどの程度必要か,他の同居の親族が,特に支障なく代わりに介護や養育を行うことができるかなどの事情を考慮し,裁判所が,個々のケースごとに,具体的に辞退を認めるかどうかを判断することになります。
http://www.saibanin.courts.go.jp/qa/c3_9.html
確かに介護の大変さも個別の事情によって違うので、一律というわけではなさそうだが、こういった声も、設計段階で織り込み済みということらしい。まだまだ制度のことがしっかりと浸透していないために混乱する人が多い今回の制度。介護でどうしても多忙だった場合は、辞退が出来そうなので、安心した方も多いのではないだろうか?

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