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介護老人保健施設

2007年12月06日15時29分

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null 介護老人保健施設とは
介護老人保健施設は一般的に「老健」と呼ばれ、要介護1以上の人が利用できる施設である。
介護老人保健施設とは、病院での治療は終わり、病状は安定しているが、すぐ自宅に帰るのは不安という場合に入所する、病院と自宅との中間的な役割の施設として位置づけられている。
リハビリテーションに重点を置いたケアを行い、医学的な管理のもとで介護や機能訓練などを受ける。医師や看護師が常勤し、看護師の夜勤もあるので、医療の面では安心と言えよう。理学療法士や作業療法士など、リハビリテーション担当の職員も常勤している。医療機関が施設を運営している場合が多いので、母体となる医療機関の専門科目をチェックすることもオススメする。必要とする医療処置の内容によっては受け入れてもらえない場合もあるので、各施設に直接問い合わせてみよう。
介護老人保健施設に入所するには
介護老人保健施設を利用する際は、希望する施設に直接申し込む。
まず本人または家族が担当者と面接をし、担当職員が本人の心身の状態や家族の意向などを聞き取り調査した上で、施設独自の様式の診断書をかかりつけ医に作成してもらい提出することになる。
面接、実態調査と診断書等をもとに、施設の入所判定会で入所の可否を検討した上で、利用できる。
なるべく早く家に帰るために短期集中型のリハビリテーションを行う施設なので、原則は3ヶ月から半年くらいが入所の期間となっている。おおむね3ヶ月ごとに自宅復帰の可能性を検討する「入退所検討(判定)会」が開かれて、利用継続についての見直しをしている。自宅復帰がむずかしいと判断された場合には、契約が更新できるようになっている。
料金のしくみ
入所には、介護保険のサービスにかかったお金の自己負担分がかかってくる。これは利用室のタイプによって分けられている。
従来型個室、多床室、ユニット型個室、ユニット型準個室がある。
・従来型個室:共同生活室(リビング)を併設しない完全な個室
・多床室:定員2人以上の部屋
・ユニット型個室:少人数ごとにリビングが一体的に併設されている個室
その上で、要介護度と利用日数によって金額がかわってくる。食費、居住費、日常生活費は別途自己負担となる。個室や2人部屋の場合は差額ベッド代が加算される。
1日あたりの費用の目安としては、多床室利用の場合、要介護1で781円、要介護2で830円、要介護3で883円、要介護4で937円、要介護5で990円となる。
介護老人保健施設の現状~3ヶ月で出ないといけないってホント?
介護老人保健施設は、入所と退所のサイクルが短いので、申し込んでから比較的早い期間に入所も可能だ。
ただし、原則的には3ヶ月という入所期間が決められているので、特別養護老人ホームなどの入所待ちの間に、介護老人保健施設を転々とする待機機関となっているという実情もある。
また原則3ヶ月というのは建前だが、施設によっては何年も入所することがOKという場合もあるようだ。その場合、4人部屋をずっと使うなら一旦出てもらうとしながらも、1人部屋に移るならば長期間入っていて良い、などの条件をつけていることもある。しかし、1人部屋だと差額ベッド代が格段に高くなるため、月額にすると4人部屋に入所した場合の3倍以上かかることも珍しくない。それで採算を取っている介護老人保健施設もあるということだろう。
入所者の側も、数年入って、一旦別の施設に移ったり自宅に短期間帰ったりして、また戻ることを繰り返しているという例も少なからずある。
特別養護老人ホームが数年以上待ちでなかなか入所できない、あるいはいわゆる「老人病院」の病床数が大幅に削減されているという現状のもと、短期入所が原則の介護老人保健施設にもまたこのような一種のゆがみが生じていると言えよう。
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